みなさんこんにちは。
産後に限らずダイエットに付き物なのが「リバウンド」。
ダイエットしたことのある方なら、一度は味わったことがあるであろう、あの敗北感…
「あんなに我慢したのに!頑張ったのに!」と思えば思うほど、自分を責めたくなり…
ダイエットするたび、わりと毎回リバウンドしている(笑)私の経験上、産後ダイエットは普通のダイエットよりリバウンドしやすいと実感しています。
産後だから痩せやすい、でも、産後だからリバウンドしやすい。
「???」
それを解明していきたいと思います。
Contents
産後ダイエットでリバウンドしてしまう5つの理由
どうせ産後ダイエットするなら、できればリバウンドなんてしたくないですよね。
ダイエットしてもある程度のリバウンドは覚悟の上さ・・という方もいらっしゃると思います。
ですが、リバウンドしてしまう理由を知っておけば、リバウンドを避けられる可能性は高まります。
1 産後の骨盤矯正が不完全
産後の骨盤ケアによって、骨盤の開きや歪みが元に戻ってくると、下がっていた内臓の機能、骨盤周りの筋肉も徐々に正常化して基礎代謝量が上がります。
骨盤ベルト、最初は付けていたけど面倒臭くなってあまり使わなくなってしまった、ということはありませんか?
骨盤ガードルやニッパー、産後のお腹には窮屈だし、トイレに行くのも面倒で止めてしまった、ということはありませんか?
骨盤が元に戻らないままでは、血流やリンパの流れも悪いまま。
代謝は上がらない一方、妊娠中に付いた脂肪は一向に燃えません。
骨盤をしっかり矯正しないと、下半身には着々と脂肪が溜まっていくことになります。
それでも開いた骨盤は自然に元に戻ろうとする力があるので、何となく痩せた気になってしまうのです。
代謝が落ちているのに食事量を増やせばリバウンド必至です。
スポンサーリンク2 母乳育児をやめた
母乳育児をしているママにはいつかは訪れる「試練(?)」と言ってもいいのではないでしょうか。
何もせずとも授乳しているだけで消費していた500~800kcalは、母乳育児をやめた途端に無くなります。
その後も同じような生活スタイル、食事量ではリバウンドすることが明らかですよね。
頭ではわかっていても、すぐに食欲をコントロールするのはなかなか難しいもの。
母乳育児中お腹が空いて、つまみ食いや間食の習慣があった場合など、食習慣を変えるのは予想以上に大変です。
個人的に、これが産後ダイエットでリバウンドしてしまう理由第1位なのではないかと思います。
3 産後ダイエットで極端な食事制限を行った
産後ダイエットでファスティングなどの食事制限によるダイエットを行った場合、終えたあとの反動で食べ過ぎてしまうと、当然ですがリバウンドします。
食事制限を行った後は、胃に優しい「回復食」を食べて、徐々に消化器官を慣らしていきます。
回復食に失敗して、いきなり色々食べてしまうと、せっかく小さくなった胃はダイエット前より大きくなってしまうことも。
食事制限によるダイエットは、終了後の行動がより重要だと言えます。
4 産後ダイエットの停滞期がきた
産後ダイエットも続けていると、いつかはやってくるのが「停滞期」です。
ここを乗り切れるかどうかで、ダイエットが成功するか決まると言っても過言ではありません。
人間には「ホメオスタシス機能」という機能が備わっています。
「ホメオスタシス機能」とは、人間が生きるために重要な体温や血糖値の調節などを、外部環境が変わっても常に正常に保つための働きのことを言います。
出典:http://www.karadakarute.jp
ダイエットで体重が減り続けると、それ以上体重が減らないようにするためホメオスタシス機能が働き、食事のエネルギー吸収率が高まり、基礎代謝量や消費エネルギーが抑制されてしまいます。
ダイエットする人にとっては、あまりありがたくない省エネ機能です。
痩せなくなったからやめた!となってからの食生活は、気を遣うことが無くなる為、無意識に食べ過ぎていたり、バランスが悪かったりと悪い方向へ。
停滞期を上手く乗り越えられずにリバウンドしてしまう人は多いです。
5 基礎代謝量の低下
骨盤矯正とも密接な関係があります。
産後、骨盤の状態が元に戻らないと代謝が低下すると前述しましたが、妊娠出産にともなう運動不足によって、体全体の代謝が落ちています。
出産後、里帰りして家事をやらない、赤ちゃんと出掛けるのは面倒、体型が戻らないからおしゃれもできず引きこもり…のような状態になると、代謝はますます低下するばかり。
「筋肉が落ちる→代謝が落ちる→脂肪が燃えない→食事する→更に脂肪がつく」という恐ろしい図式が成り立ちます。
スポンサーリンク産後ダイエットでリバウンドしない5つのコツ
1 食事を記録して食べたものを把握する
カロリー計算など難しいことは不要、簡単でいいので、自分が食べたものを記録していきます。
体重が増えた時は、自分が思っている以上に余分な物を食べていた、という事が多いのです。
また、記録することで脳が「食べた」としっかり認識します。
卒乳・断乳した母乳育児のママは、それを機に始めてみても。
今は便利なスマホアプリがたくさんあるので記録も楽しんで出来ますよ。
2 一気に体重を落としすぎない
停滞期に働く「ホメオスタシス」の機能は、1ヶ月で体重が5%以上が減少すると、より強く作用すると言われています。
産後はだいたい月1キロ前後減を目安に、なんて看護師さんに言われたのを覚えています。
1週間で2~3キロ落とすなんて人も結構いますが、その分リバウンドの危険性も高まるので注意が必要です。
3 骨盤ケアを徹底する
まだ戻し切れていないかも、と思う方は是非今からでも骨盤ケアを始めてください。
骨盤矯正ガードルなどの身に着けるもの以外に、骨盤体操やストレッチを取り入れることで、より代謝アップが期待できます。
骨盤体操やストレッチは、ストレス解消にも役立つのでおすすめです。
私が一押しなのはこちらです。
4 適度な運動で代謝アップ
また「代謝」かよ・・って方もいらっしゃると思いますが、一に代謝、二に代謝です。
代謝を上げておいて損はありません。
むしろ代謝を上げないと、ダイエット効率が悪いので自分が苦労します。
このブログでもいろいろご紹介していますが、気負わず継続できるエクササイズを取り入れるだけで、代謝アップにつながります。
運動が苦手な方は、赤ちゃんを背負って家事をすることから始めてください。
私みたいにとにかく面倒臭がりで飽きっぽいという方は、エクササイズゲームで思い切り楽しむ!、また、テレビを観ながら踏み台昇降するなどの「ながら」運動がおすすめ。
5 停滞期を乗りきる
必ず立ちはだかる「停滞期」という壁。
一般的にはダイエット開始から1ヶ月前後、または体重の5%(体重50キロの方なら2.5キロ)が減少したくらいから始まり、1ヶ月前後続くと言われています。
食欲をコントロールする「レプチン」というホルモンは、満腹中枢を刺激し、食欲を抑える働きがあります。
更に、カロリーの消費を促し、脂肪の蓄積を抑える働きも。
ダイエットで食事量を減らすと、レプチンの分泌量も減少します。
そしてダイエットをやめて食事量を戻すと、レプチンの分泌量も比例して増えるのですが、適正量に戻るのに約1ヶ月かかります。
つまり、食事が増えても1ヶ月間はレプチンの量が追い付いていないため、なかなかお腹いっぱいにならず食べ過ぎてしまうという事に。
停滞期が来ても食事の量は戻さずに、維持し続けることが大切です。
まとめ
今までの努力が無駄の泡だった!とならないためにも、今行っている産後ダイエットを少し見直すきっかけになったでしょうか。
産後ダイエットの過程で、「停滞期」がひとつの大きなポイントとなってくると思います。
1ヶ月、ちょっとだけガマン!諦めない事です。
次回、産後ダイエットにおける停滞期はどのように乗り越えたらいいのか、お届けしたいと思います。