みなさんこんにちは。
エルゴを使用していて最も汚れるのは「赤ちゃんの首があたる部分」ではないでしょうか。その取れない汗ジミをなんとかしようと奮闘した経験からそう思っています。
赤ちゃんのよだれより汗の方がシミになりやすく、また首の部分は意外にたくさん汗をかきます。シミを作らないためにはカバーで防止することが最善策です。
今日は肩ベルトのよだれカバーに続き、エルゴのオプションパーツ第2弾、赤ちゃんの首があたる部分の汗や汚れを防止するためのエルゴカバー(ビブとも言うそうです)の作り方をご紹介します。
形が独特なので型紙をダウンロードできるようにしました。ご家庭のプリンターでA4サイズの紙に印刷可能です。
Contents
エルゴ公式のビブ(汗・汚れカバー)について
エルゴの公式オンラインショップでは、360ベビーキャリア専用のビブが販売されています。素材は綿100%、価格は3,024円(税込)です。
サッキングパッド(肩ベルト用のよだれカバー)と一体になった形で、ベビーキャリア本体についているボタンで固定して使います。
お値段からしても上質なものだと想像できますが、何しろ360ベビーキャリア専用なので、私が持っている旧型エルゴなどでは使用することができません。そしてデザインも地味。
今回作るカバーは、360ベビーキャリア以外のエルゴ(他のメーカーの抱っこ紐でも使えるかもしれません)でも使用可能、リバーシブル仕様なので気分によって使い分けることができます。
低コストで簡単に作ることができるため、洗い替えに2個作っておくのがおすすめです。
スポンサーリンクエルゴのビブ・首があたる部分のカバーの作り方
今回は、表用と裏用の生地の他に、吸収力をアップさせるため間に100均のガーゼタオルを挟んで作りました。脱着はプラスチックスナップで行います。マジックテープやボタンなどでも良いと思います。
あまり厚い生地だとフィット感が低下しますのでご注意ください。
- 表用の生地 41×25cm
- 裏用の生地 41×25cm
- 間に挟むガーゼタオル 41×25cm
- プラスチックスナップ4組[/aside]
【1】生地を裁断する
表面・裏面・間に挟むガーゼタオル、3枚とも同じサイズに裁断します。
間に挟む生地も同様に裁断します。型紙を使用する場合は、生地の片側を輪にした状態で裁断するので綺麗に左右対称になると思います。
【2】生地を重ねて待ち針で留める
3枚の生地を重ねて(表生地と裏生地を中表にしてガーゼタオルを上にのせる)、周囲を待ち針で留めて固定します。
【3】周囲をミシンで縫う
返し口を10センチくらい開けて、生地の1cm内側をぐるっと1周縫います。
【4】端をカットし切り込みを入れる
角を6か所切り落として、下の写真の黄色破線部分4か所に切り込みを入れます。切り込みを入れておくことで、次の縫いしろを割る作業が綺麗にできます。
切り込みを入れる際は切り過ぎに注意してください。
【5】縫いしろをアイロンで割る
表生地と裏生地の縫いしろを割るようにしてアイロンをかけていきます。
スポンサーリンク【6】生地を表に返してステッチをかける
返し口から生地を表に返します。角は目打ちなどを使ってしっかり出すようにします。
布の浮きを落ち着かせるため、周囲に端ミシンをかけます。縫う前に待ち針で留めておくと作業しやすいです。
【7】プラスチックスナップを付ける
プラスチックスナップを4か所に取り付けます。今回はハンディプレスで付けるタイプのスナップを使いましたが、道具不要で取り付けられるスナップもあります。
エルゴのビブ・首があたる部分のカバー実寸型紙
PDFファイルをダウンロードして使用してください。
片側を輪にした状態での型紙になります。2枚印刷してつなげても使えます(その場合は1枚が裏返しの状態)。
※正式な製図ソフトで作ったものではありません。WORDで作ったものですのでその旨ご了承ください。
まとめ
今回ご紹介した首にあたる部分のエルゴカバーは、形がすこし特殊という点を除けばかなり作りやすいと思います。材料費もほとんどかかりません。
サッキングパッドとコーディネートするのがおすすめです。
我が家のエルゴベビーキャリアは、オリジナルというシリーズのギャラクシーグレーです。もし違うタイプの抱っこ紐を使っている場合は、型紙を直接当てて大きさを微調整してみてください。基本的には同じ形でいけると思います。