みなさんこんにちは。
洋裁・ハンドメイドの材料や道具を買おうと思ったら、今や100円ショップに行けばミシン以外はほぼ揃ってしまう時代です。
100円とそうでない物の違いは、使ってから多々感じることはあれど、たまにしか針を持たない自分にとっては事足りてしまうことがほとんど。
しかし、世の中には便利な道具がたくさんあって、有ると無いとでは作業効率が全然違うということが今になって身にしみてわかってきました。洋裁やハンドメイドを得意とする方なら当たり前の道具かもしれませんが…
今回は、初心者の方や普段道具にこだわらない方にもおすすめのアイテムを10点ご紹介したいと思います。
Contents
生地のしるし付けに便利!
生地の寸法を測ったり、しるしを付ける時に役立つアイテムです。
これらを入手する前は、30cm定規と色鉛筆を使っていまして…仕上がりが気持ち斜めになったりした原因はここにあったのかもしれません。
当たり前のことですが「真っ直ぐ線を引く」というのはかなり重要でした。
【おすすめの道具1】洋裁用 L尺定規
洋裁用に30cmの定規は短すぎました。60cmはとても扱いやすく、このL型なのが地味に便利です。本体が透明ではなく、透けない白いタイプもあります。
KAWAGUCHI 洋裁用 L尺定規 透明 60cm 05-141
【おすすめの道具2】水で消えるチャコペン
色鉛筆でも色はしっかり付くし、洗濯すれば消えるので問題なかったです。ところが、線を間違えて引いてしまった時に消せないのが難点。二重で線を引いてしまうと、正しいのはどっちだったかわからない…という事態に。
これは間違えてもサッと水で拭き取ればいいので便利。よくサインペンのようなチャコペンも見かけますが、個人的に鉛筆タイプの方が使いやすいです。
チャコペルは芯が程よい硬さで発色も良く書きやすいです。
【おすすめの道具3】ソフトルレット
チャコペーパーを使用して生地に印をつける時の必需品「ルレット」。
このクロバーのソフトルレットは刃先が丸くて印が付けやすいです。転がした時の安定感、さすが100円ショップとは違うなーと思いました。
生地の裁断に便利!
スポンサーリンク以前は「切れるなら何でも良いだろう」ということで、よく切れる文房具のハサミで生地を裁断していました。そこからレベルアップして、洋裁用の裁ちばさみを購入。
やはり洋裁専用のハサミは切れ味が違います。サクサク切れるのになぜか長い直線になると曲がってしまう・・
そんな悩みから救ってくれたのがこれらの道具でした。
【おすすめの道具4】ロータリカッター
ハンドルを握りながらスーッと押すだけで綺麗に切ることができます。キルティング生地も余裕です。
切れ味が良すぎて危ないので、小さなお子さんがいる場合は触らせないようご注意ください。オルファのロータリーカッターには、握っても刃が出ないようにロック機能が付いています。
オルファ(OLFA) セーフティロータリカッター L型 156B
替え刃も安く購入できるので安心です。
洋裁だけでなく、工作の時にあるとすごく便利です。裁ちばさみ同様、生地用の刃物で紙を切ると切れ味が悪くなるらしいので、工作の時には刃だけ交換して使うのが良いと思います。
【おすすめの道具5】カッティングマット
ロータリーカッターを使用する時は必需品です。これだけ大きければ、机やテーブルに傷が付かないか気にすることなく切ることができます。目盛りが付いているのも便利。
ルレットで印を付ける時にも役立ちます。下に敷くと程よい硬さが良いです。
縫う時に便利!
スポンサーリンク手縫い、ミシン縫いをする時に便利な道具を3点ご紹介。
そろそろ老眼なのかと認めざるを得ない歳で、手縫いでもミシンでも針に糸を通すという作業が億劫に。でも針に糸を通さないことには何も始められない…
昔ながらの糸通しで頑張ってきましたが、もっとより便利な道具がありました。
使える針と使えない針があるというマイナス点はあれど、個人的に買って損はないアイテムだと思います。
【おすすめの道具6】簡単糸通し
ボタンを押すと一瞬で糸を通すことができるこちら。一度使ったら手放せません。
糸切りカッターまで付いているという親切さ。
使い方は超簡単。まず、針の穴を下に向けて差し込み、糸をかけます。
ボタンを押すと糸が出てきます。
針を外して糸を引っ張ります。
今までの苦労は何だったんだ!という感じです。
【おすすめの道具7】ミシン用糸通し器
老眼になると普通の針以上に、ミシン針に糸を通すのは難しくなります。
こちらはミシン針専用の糸通しです。
使い方は簡単。
まず、糸を写真のように引っ掛けます。
次に、ミシン針に糸通しの溝を押し当てたまま、下にスライドさせます。
ミシン針の穴を通って、糸通しから糸が引っかかったピンが押し出されます。
糸通しをそっと引き抜くと糸が通っています。
簡単あっという間です。
KAWAGUCHI ミシン針専用糸通し器〈ナイススルー〉 家庭用・業務用ミシン兼用
【おすすめの道具8】ワンタッチ針
このワンタッチ針は、糸を通さずして糸が通る!?優れものです。そしてなんと100円ショップで入手可能!
そもそも針の穴が見えにくい…ピントが合わない…という場合はイマイチという可能性があります(母いわく)。
ワンタッチ針の穴は、上が溝になっています。溝に糸を当てて下に押し下げるように糸を入れるだけ!ちょっとボタンを付けたい時など本当に便利です。
今のところ縫っていて外れたことはありません。
【おすすめの道具9】仮止めクリップ
仮止めクリップはちょっと縫いたい時にすごく重宝します。
文房具にも似たようなクリップがありますが、挟んだときの生地のホールド力が違います。しっかりつかんでズレません。挟むだけなので本当に手軽です。
クリップには縫い代幅5ミリ・7ミリ・10ミリの目盛りが付いています。もともとは、まち針で生地に穴が開かないようにするためのものらしいですが、待ち針を打つのが面倒な時にはもってこいのアイテムです。
保管に便利!
洋裁やハンドメイドに使用する細かい物を保管するのに便利なマグネット缶。スチールラックのフレームに貼りつけておくと探しやすくておすすめです。
糸が絡まりやすいボビンの保管には専用ケースが便利です。
【おすすめの道具10】マグネット缶
100円ショップの人気商品「マグネット缶」は裏がマグネットになっていて、我が家では輪ゴムなど細かい物を入れ、冷蔵庫に貼って使用しています。
このマグネット缶が「待ち針」の保管にピッタリ。
待ち針ってポロッと落としてしまうと、場所によっては見つけにくくて本当に苦労します。そんな時にケースの裏のマグネットを使って辺りを捜索、落ちた待ち針を拾ってくれるのです。
最初は針山を使用していましたが、いちいち刺す必要が無いため、出し入れしやすいマグネット缶の方が使い勝手が良いです。
【おすすめの道具11】ボビンホルダー
以前は100円ショップの小物用ケースに収納していましたが、やはり使いやすさは専用のボビンホルダーに敵いません。
スポンジのようなウレタンの土台に、ひとつひとつのボビンをキッチリ収納できます。糸が絡まない、パッと見やすい、出し入れしやい、とても使いやすいです。
ボビンがたくさんある方は、2段式のボビンホルダーもあります。
まとめ
今回ご紹介したものは、人から教えてもらって使い始めたものばかりです。洋裁やハンドメイドを得意とする方にとっては当たり前の物ばかりだったかもしれません。
便利かどうかは使う人それぞれ感じ方が違うと思いますが、気になるものがあれば是非使ってみてください。
洋裁の道具は一度購入したら、そうそう買い替える機会がありません。便利グッズは次々に新しいものが出てきますので、たまにチェックしてみるのもいいですよ。