みなさんこんにちは。
産後ダイエットの要ともいえる母乳ダイエットですが、それを成功させるためには、まず母乳が出ないことには話になりません。
常に安定した量の母乳を出すために、サポートとなるのが母乳に良いといわれる「お茶」です。
多くの芸能人の方々も、母乳育児中に飲んでいたようです。
ちょっと出が悪いかも?という時にも役に立ちますので、妊娠中から常備しておきたい一品です。
どんなお茶が母乳に良いのか、お茶がもたらす影響とは何なのか、ご紹介したいと思います。
Contents
母乳が出るしくみは?
母乳は何からできている?
母乳はママの血液からできています。
母乳に含まれている栄養素は、タンパク質、ビタミン、ミネラル、乳糖、脂肪分など、その数は100種類以上といわれています。
血液なのになぜ「白い」のか?
それは、血液が乳腺で母乳に変化する際に栄養素だけが取り込まれ、赤血球が取り込まれないからです。
母乳が出るしくみは?
妊娠中に増加する女性ホルモン「エストロゲン」は、乳腺の発達を促します。
乳腺が発達しても母乳が出ないのは、エストロゲンに母乳の分泌を抑える働きがあるからです。
出産と同時にエストロゲンの分泌は激減します。
そして、赤ちゃんがおっぱいを吸う時の刺激によって、今度はプロラクチンというホルモンが分泌されるようになり、母乳の製造が開始されます。
同時にオキシトシンというホルモンが作用して、母乳が出てくるようになります。
スポンサーリンク母乳に良いお茶とは?
「母乳にいい」食べ物やお茶というのは存在するのかどうか。
以前こちらの記事(母乳育児にいい食事は?産後ダイエット中は何を食べたらいい?)にも書きましたが、母乳と食べ物・飲み物との因果関係については不明な点が多いのが実情だそうです。
ですので、「これを飲んだら母乳の質が良くなる」みたいなうたい文句には、はっきりとした根拠が見えないため、いささか疑問があります。
しかし、母乳がママの血液からできているということから考えると、良さそうなもの、悪そうなものという区分はできそうですよね。
温かいお茶を飲むことによって身体が温まれば、血行が良くなるので母乳の分泌は良くなると思います。
母乳育児中は水分不足に陥りがちですので、温かいお茶で水分補給するのはとても良いことです。
後ほどご紹介しますが、私自身も「たんぽぽ茶」と「ラズベリーリーフティー」を妊娠中から産後も愛飲していました。
それだけのおかげかわかりませんが、母乳はよく出ていたと思います。
母乳にいいお茶おすすめ5選
【1】ノンカフェインたんぽぽ茶
ティーライフの「ノンカフェインたんぽぽ茶ブレンド」は、雑誌などで必ず見かけると言ってもいいほど有名な商品です。
マイナス40度の過酷な環境でたくましく育ったタンポポ根だけを100パーセント使用しています。
たんぽぽの根には、ビタミンB・C、ミネラルや鉄などが豊富に含まれています。
また、大豆イソフラボンやサポニンが含まれる北海道産の黒豆を直火焙煎することで、香ばしくマイルドな味に仕上がっています。
「醗酵ギンネム」には母乳育児に欠かせないカルシウムと鉄が含まれています。
もちろんノンカフェインなので、安心して飲むことができます。
初回限定2,370円(税込)で購入可能です。
【2】ママナチュレたんぽぽ茶
もうひとつ「たんぽぽ茶」をご紹介。
アンビシャスの「ママナチュレタンポポ茶」は、不妊や母乳に関する悩みに焦点を当てた商品です。
たんぽぽ根以外に、ルイボスエキス末、プラセンタエキス末、赤ブドウ葉エキス末、ザクロエキス末、プエラリアミリフィカ末、大豆粉末、と女性に嬉しい成分も含まれています。
ドロドロした母乳が改善された、ミルクを足さなくていいくらい母乳が出るようになった、等の口コミも。
ノンカフェインで安心して飲むことができます。
定期購入の場合は3,980円(税抜)ですが、最低5回は継続購入が必要です。
【3】ミルクアップブレンド
AMOMA(アモーマ)の「ミルクアップブレンド」もよく雑誌などで見かける商品です。
8種類の厳選されたハーブ(フェンネル、フェヌグリーク、たんぽぽ根、レモンバーベナ、ネトル、クリーバーズ、レモングラス、 ジンジャー)が配合されています。
スパイス系の香りが特徴的で、それが苦手だと言う人もいます。
ハーブティーがお好きな方には合うお茶だと思います。
「ゴクゴク音をたてて母乳を飲んでくれた!」というキャッチコピーの通り、口コミでも評判は上々です。
100パーセントオーガニック、ノンカフェインです。
定期購入に申し込むと1袋1,758円(税抜)で購入することができます。
【4】ラズベリーリーフティー
AMOMAの「ラズベリーリーフティー」は、100パーセントオーガニックのラズベリーリーフを使用しています。
よく妊娠後期から飲むと良いといわれるのは、「子宮収縮作用がありスムーズなお産ができるから」なのですが、真偽は定かではありません。
そして、ラズベリーリーフには、ビタミンB、Cやミネラル、鉄分、カルシウムが豊富に含まれていて、母乳の出を良くするハーブだともいわれています。
もちろんノンカフェインです。
複数購入すると割引が適用されます。
単品購入する場合は、1袋1,295円(税抜)で購入することができます。
【5】母乳の泉 赤ちゃんニッコリブレンド
Design with Tea Salonの「母乳の泉 赤ちゃんニッコリブレンド」は、母乳不足や母乳の詰まりなど、母乳に関する不安を解消できるハーブティーです。
7種類のハーブ(レモングラス・ローズヒップ・ルイボス・ローズレッド・ゴボウ・ネトル・フレーバー)がブレンドされています。
お茶の抽出にこだわりたい方は「リーフタイプ」、手軽に飲みたい方は「ティーバッグタイプ」、2種類から選ぶことができます。
ハーブティーが苦手な方でも飲みやすい、レモンティーのようなすっきりとした味わいで、口コミでは「美味しい」と味に対する評価が高いです。
ノンカフェインです。
ティーバッグ25個入りは2,232円(税込)で、リーフタイプの方が若干お得なようです。
スポンサーリンクたんぽぽ茶を愛飲していた芸能人
たんぽぽ茶を飲んでいたという芸能人はとてもたくさんいます。
みなさんたんぽぽ茶を飲んで、母乳育児を頑張っていたようです。
藤本美貴さん、辻希美さん、スザンヌさん、木下優樹菜さん、篠原涼子さん、くわばたりえさん、中西モナさん、加護亜依さん、東原亜希さん、ほしのあきさん、などなど。
まだまだいそうです。
授乳中に避けた方が良い飲み物は?
カフェイン入りの飲み物
コーヒーや紅茶、ウーロン茶やコーラなどに含まれるカフェインは、ママが摂取すると約1パーセントが母乳に移行するといわれています。
コーヒー2~3杯では、赤ちゃんにほとんど影響はないと思われますが、過剰摂取は控える方が無難です。
カフェインが赤ちゃんに及ぼす影響は、寝つきが悪くなる、不機嫌になる、泣き止まない、などがあげられます。
大人は約5時間でカフェインの半分を排出できると言われているので、授乳後にコーヒーなどを飲むようにすることで、カフェインの影響を少なくすることが可能です。
アルコール
ママがアルコールを摂取すると、血液中のアルコール濃度が上がります。
飲酒直後に授乳をした場合、同じ濃度のアルコールを含んだ母乳を赤ちゃんにあげることになってしまいます。
赤ちゃんは肝臓が未熟なので、アルコールをうまく分解することができません。
母乳を通じて赤ちゃんが飲んだアルコールは、体内に残ってしまいます。
少しぐらいなら大丈夫だと思われがちですが、赤ちゃんの発達に支障が出るともいわれていますので、摂取は控えた方がいいでしょう。
まとめ
母乳ダイエットを成功させるためにも、母乳はガンガン出していきたいですよね。
母乳に良いお茶を飲めば母乳の質が高まるという確証はありませんが、温かいお茶を飲んで母乳育児中に不足する水分を補給できますし、身体を温めて血行を良くすることもできます。
そしてハーブティーはリラックス効果もあるので、育児中のストレス解消にも役立てることができるのもポイントです。
お気に入りのお茶を見つけて、母乳ダイエットに取り入れてみてくださいね。