みなさんこんにちは。
産後ダイエットを始めて、いい感じに痩せてきて順調!と思っていた矢先、なんだか体重が減らなくなった・・
そうです、恐れていた停滞期に突入です。
ダイエットしたことがある方なら、一度は耳にした事があると思います。
この「停滞期」とやらが一体どんな奴なのか、ある程度理解しておかないと、今までのダイエットが水の泡と化すばかりでなく、再びダイエットしようと思った時に苦労するかもしれません。
停滞期を脱出すれば、産後ダイエットはグッと成功に近付きます。
ただでさえ家事と育児で忙しい、ダイエット自体がストレスなのに、さらに停滞期って・・何なのよ!ってなりますよね。
だからこそ、停滞期を上手に乗り越える方法を知って、モヤモヤした気持ちを取っ払っていただきたいと思います。
Contents
産後ダイエットの停滞期はなぜ起きる?
停滞期は人間の身体の自然現象で、ダイエットが順調に進んでいる証拠とも言えます。
人間に備わっている「ホメオスタシス機能」、これこそが停滞期を引き起こす犯人です。
「ホメオスタシス機能」とは、人間が生きるために重要な体温や血糖値の調節などを、外部環境が変わっても常に正常に保つための働きのことを言います。
出典:http://www.karadakarute.jp
これだけだと、なんだか難しくてよくわかりませんよね。
ダイエットをして体重が減少すると、体が「これ以上体重が減ると危険!」と判断してホメオスタシスが機能します。
すると、食事のエネルギー吸収率が高まり、消費エネルギーが抑制されます。
その結果、なかなか体重が落ちなくなってしまうのです。
また、ホメオスタシス機能は一度活動を始めると、しばらく同じ状態が続きます。
そしてある程度同じ状態が続くと「働きを終えた」と認識して、一旦活動が止まります。
ホメオスタシス機能の活動が始まってから終わるまでが「停滞期」なのです。
生きるためには素晴らしい機能だと言えますが、ダイエットしてる人にとっては、あまりありがたくない省エネ機能ですね。
スポンサーリンク産後ダイエットの停滞期はいつからいつまで?
一体いつから停滞期が始まるのか?いつまで終わるのを待てばいいのか?
先が見えていた方がモチベーションが高まりますよね。
停滞期は一般的に体重の5%が減少したくらいに始まると言われています。
体重50キロの人なら2.5キロ減ったあたりです。
そういえば、2キロくらいはわりと余裕にダイエット出来るんだけど、そこから先ってハードル高いと思ったことはありませんか!?
私も実は2キロくらいなら落とすの得意です(笑)
要は、停滞期を脱出できなかったんだという。
体重の5%が減少するのは、ダイエットを開始して1ヶ月前後が多いそうです。(過激なダイエットを除く)
もちろん個人差はあります。
停滞期が続くのは、だいたい1ヶ月前後、長いと2ヶ月程続くという人も。
そしてまたダイエットを始めると停滞期が訪れて、また停滞期が明けて・・という繰り返しです。
体重が減らないと、ホメオスタシス機能は働かない=停滞期が来ない、ということなので、停滞期が来ているということは、順調に体重が落ちている証拠なのです。
停滞期とは上手く付き合っていく必要があります。
スポンサーリンク産後ダイエットの停滞期を乗り切る方法
停滞期だ!と焦ったり慌てたりすると逆効果だったりします。
基本、今までのスタイルを変えないことが重要です。
1 体重は現状維持、増えなければ良い
停滞期は体重が減らなくて当たり前なので、焦る必要はありません。
現状維持できるよう、やけになって暴飲暴食したりはもちろんNG。
それまでしていた運動も継続していきましょう。
2 体重の変化を記録する
産後ダイエットしていれば、すでに実践している方の方が多いと思いますが、これが意外と大事です。
産後ダイエットはなかなかの長期戦。
何度か直面するであろう停滞期のクセを読み取るには、記録するのがいちばんです。
そろそろ入りそうだな、と目安になります。
敵を知り、己を知れば、百戦して危うからず、って大袈裟ですが。
3 極端なダイエットを始めない
停滞期に入って体重が減らないことで焦ってしまい、ダイエットの強度を上げるのは逆効果です。
身体だけでなく、精神的にも疲労してしまいます。
「ホメオスタシス機能」の働きを最小限にするためにも、急激に体重を落とそうとしないことです。
4 食生活の見直し
バランスの取れた食事、というのは基本ですが、減らし過ぎないことも重要です。
空腹で精神的にストレスが溜まると、やけ食いにつながることも。
代謝を維持するためにも、食べる量よりバランスを見直すことの方が重要です。
特に、酵素ダイエットをしている方は、酵素の働きに不可欠なビタミン、ミネラルを意識して摂取することをおすすめします。
5 「チートデイ」を実施する
チート(cheat)は日本語で「騙す」、チートデイは「騙す日」という意味になります。
「食べなきゃ死んじゃうよ!」と思っている「ホメオスタシス機能さん」を、「食べてるから大丈夫だって!」と騙すのです。
簡単にやり方を説明すると、停滞期に1日だけ「思い切り食べる」という方法です。
リバウンドの記事でも出てきた「レプチン」、停滞期は減った状態にあります。
ということは、身体は代謝が落ちて脂肪を蓄えやすい状態にあるということ。
レプチンはエネルギーを摂取すると効果を発揮すると言われています。
チートデイは、沢山食べることでホメオスタシス機能を解除させる、レプチンの効果を高める、というのが目的です。
まとめ
最後にご紹介した「チートデイ」は、停滞期に入ったダイエッターにとっては夢のような方法です。
でも危険と隣り合わせという感じなので、試してみたい方は慎重にご検討ください。
停滞期は長いと感じるかもしれませんが、絶対に終わる時が来ます。
それまで我慢することばかりに必死になるより、気楽に終わりを待つぐらいの方が脱出への近道です。
やけ食い、呑みまくり、といった極端な行動だけ控え、とにかく現状維持です。
心が折れそうになった時は、楽しいことを考える、痩せた自分を想像する、達成した時のご褒美を考えるなど、モチベーションの上がることだけ考えましょう!
意外とこれがいちばん効果あったりしますよ。