産後の母乳育児ダイエットはいつから痩せる?成功するための8つの方法とは?

産後の母乳育児ダイエットはいつから痩せる?成功するための8つの方法とは?

みなさんこんにちは。

産後、母乳育児をしていれば、何もしなくても勝手に痩せると思っているママさんは多いと思います。確かに、本当に何もしていないのにみるみる痩せて、妊娠前より痩せてしまう方もいらっしゃいます。ところが、これに当てはまらない方もいるのです。

母乳育児ダイエットは、何もしないで痩せることが出来るダイエットというわけではありません。母乳育児の利点を活かして、効率よく痩せるダイエットです。いくつかのポイントに注意するだけで、母乳育児ダイエットは成功に近づきます。

どんなことに注意していけばいいのか、母乳育児ダイエットの秘訣をお届けしていきたいと思います。

母乳育児ダイエットは産後いつから痩せる?

授乳

授乳で母体が消費するカロリーは、1日500kcal~多い人で800kcalと言われています。母乳育児で痩せると言われる理由の全てがここにあると言っても過言ではありません。

赤ちゃんに母乳を与えているだけで、これだけのカロリーを消費しているのです。

運動に換算すると、その凄さがわかります。

500kcal消費するためには、ランニングを78.5分、早めのウォーキングを103.6分する必要があります。(体重52kgの女性)プールなら平泳ぎを1時間する必要があります。

また、産後6ヶ月は「産後ダイエットのゴールデンタイム」「痩せ期」などと言われていて、ホルモンバランスの変化により、妊娠中に付いた脂肪は落ちやすい状態。骨盤もホルモンの影響で緩んでいて、矯正しやすい状態にあります。

この時期は身体が痩せやすい状態にあるので、母乳育児と並行していくことでよりダイエット効果が出やすいと言えます。

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母乳育児なのに痩せない原因

実は私も1人目の出産後はこれに当てはまっていて、二人目は反省を活かしました。

大きく分けて3つの理由があります。

  1. 必要以上に食べ過ぎている
  2. ほとんど運動していない
  3. 産後に骨盤ケアをしなかった

自分が思った以上に食べていて、授乳で消費するカロリーを上回っていることがあります。3食のカロリーは気を配っているけれど、授乳でお腹が空いて間食をしてしまう場合なども、カロリーオーバーになっている可能性が。

そして、食べているのに動かない生活を送っていると、カロリ―を消費しない上、妊娠出産で衰えた筋肉はそのままの状態で代謝が下がる一方なのです。

骨盤ケアに関しても同様で、骨盤周りの筋肉が衰えたままでは代謝が上がらず、妊娠中に付いた脂肪の上から更に脂肪が重なるという事態に陥ります。

母乳育児ダイエットに成功するための8つの方法

ウォーキング

【1】産後の骨盤ケアをしっかりと!

出産で開いて歪んだ骨盤をそのままにしておくと、正常な位置に戻らないまま固まってしまう可能性があります。内臓も正常な位置に戻らず血液循環が上手くいかなくなると、代謝も上がらず脂肪が燃焼しません。むくみなどのトラブルも招きます。

産後すぐに使用できる骨盤ベルトやニッパーで骨盤を締め、産褥体操を始めることがおすすめです。

【2】必要以上に食べ過ぎない

いくら母乳育児で消費しているからと言っても限度があります。そんなに食べていないと思っていても、実際は食べ過ぎている可能性が。

スマホのアプリを利用するなどして、簡単に食事内容をメモすることがおすすめです。

【3】良い母乳を出すための食事

和食

母乳ダイエットを成功させるためには、赤ちゃんにゴクゴクいっぱい飲んでもらうことが第一です。

赤ちゃんが好む美味しい母乳をつくるには、和食メニューが適していると言われています。

和食は低カロリー高たんぱくな食材が多く、栄養バランスをとりやすいのです。

産後ダイエット中は、筋肉を作る元となるタンパク質を意識して摂取しましょう。

【4】適度に間食を摂る

和菓子

授乳中はとにかくお腹が空くのでちょいちょい間食しがちに。ストレスを溜めないように、適度な間食は必要だと思います。

間食したものを書き留めると、ダラダラお菓子を食べ続けてしまうことが避けられます。

間食は寒天やゼリーを使用して、ローカロリーおやつを手作りするのもいいですね。

ダイエットではよく言われていることですが、洋菓子より和菓子の方が、比較的糖分・脂肪分を抑えることができます。

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【5】食事制限ダイエットはしない

極端な食事制限によるダイエットは、母乳の出を悪くするばかりでなく、最悪出なくなってしまうことがあります。母乳が出なくなってしまったら、母乳育児ダイエットは成立しません。

授乳中の食事制限は母乳に影響するだけでなく、赤ちゃんの成長にも関わるので注意が必要です。

【6】便秘を解消しておく

産後は便秘になりがちですが、早めに対処しないと腸内にため込まれた老廃物によって腸内環境が悪化します。本来なら便として排出されるべき不要なものが、再度血液に取り込まれてしまい代謝は低下。

母乳のためにバランスのいい食事をしていても、必要な栄養素が吸収されない事態に陥ってしまいます。

【7】ストレスを溜め込まない

産後のストレス

「ストレス太り」という言葉があるように、ストレスはダイエットに影響を及ぼします。

特に産後はストレスが溜まりやすく、いかに上手くストレスに対処していくかが産後ダイエット成功のカギとも言えます。

ストレスが引き起こす自律神経の乱れは、母乳生成に関わってきます。

ストレスが原因で母乳が出なくなることも有り得るのです。

【8】こまめに動く

「母乳あげてるからいいや」とあまり動かない生活を送っていると、それだけ消費カロリーは下がりますし、代謝も上がらないままです。

家事や育児などの日常の動作も意識してまめに動くことで、産後の母体の回復も促されます。

母乳ダイエットではハードな運動をする必要はありませんが、こまめに動く日々の生活スタイルが成功に導きます。

まとめ

産後に母乳育児ダイエットをしたいなら、ご紹介した8つのポイントを気をつけているだけで成功できるはずです。

難しいことはひとつもなく、どれも基本的なことばかりです。

出産を控えたママさんは、ちょっとだけ頭の片隅に置いておいて、母乳育児を開始したら思い出してくださいね。

母乳育児という痩せチャンスを、最大限に活かした産後ダイエットができると思います。