みなさんこんにちは。
「産褥体操」ってご存知でしょうか?
私はまず最初に「え?読めませんけど・・」となりました。
産褥「さんじょく」と読みます。
何となく聞いたことはあった「産褥体操」なるもの、名前も読めないし、なんか古臭くてスタイリッシュじゃないし…と一人目出産後は興味が湧かず実行しませんでした。
ところがこの産褥体操、名前が小難しいだけではなく、その効果は侮れないものでした・・で、二人目の時はきちんとやりましたよ。
一人目の時やっておけばよかったと後悔したわけです。
産後すぐ産褥体操を始めることで、産後ダイエットは間違いなく成功に近づきます。
そんな実はすごい「産褥体操」についてお届けしたいと思います。
産褥体操とは?
産後6~8週くらいまでを産褥期といい、この時期に母体は妊娠前の身体に戻っていきます。
その産褥期に行う体操が「産褥体操」です。
産褥体操は、産後すぐに始めることが出来ます。
スポンサーリンク産褥体操の目的と効果は?
出産を終えた母体は、妊娠前の状態に戻るため自然と回復に向かいますが、それを促すのが産褥体操です。
産褥体操を行うことで、血液循環が向上、産後衰えていた筋力がアップし、母体の回復が早まります。
期待できる効果は次のようなものです。
- 子宮収縮の促進=子宮復古を促す
- 悪露の排泄を促す
- 静脈瘤や血栓を予防する
- 筋力復活に伴う代謝アップ
- 骨盤底筋の引き締め
- 母乳の分泌が促進される
- 冷えやむくみの解消
- 便秘の解消
- 疲労回復効果
- リラックス効果
これだけの効果が望めるのに、活かさない手はありませんよね。
スポンサーリンク産褥体操のやり方
産褥体操は出産当日から開始できます。
産褥期が終わる産後8週までを目途に、継続することが望ましいと言われています。
自分の体調と相談しながら、最初は軽いものから始めて、徐々にステップアップしていきます。
産後の身体は疲労困憊で、言わばボロボロの状態です。
そんな状態から始める産褥体操なので、正しいやり方で行うのが大切です。
様々なサイトや動画で紹介されている産褥体操ですが、私が一押ししたいのは株式会社明治さんが運営されている「ほほえみクラブ」というサイトです。
出典:https://www.meiji.co.jp/baby/club/index.html
何といっても大手企業の明治さん、ママには何かと関係が深い明治さんです。
産褥体操に関しては「妊産婦体操研究委員体操デザイナー」である、2人の先生が指導されていますので信頼できます。
何といっても体操の説明がわかりやすいです。
私は明治さんの「らくらくキューブ」というミルクを使用していたこともあって会員登録していたのですが、産後はとても助けていただいたサイトです。
もちろん登録しなくても様々な育児情報を見ることができます。
ちょっと話が反れてしまいましたが、ほほえみクラブさんの産褥体操コーナーを少しだけご紹介します。
出産直後から行える体操を始め、産後5日目以降から行える体操まで、全部で14種類の体操が動画で紹介されています。
私がおすすめなのは、こちらの「すべり台のポーズ」という体操です。
骨盤底筋を鍛えることができて、産後の悩みだった尿漏れに効果がありました。
お腹と腰が程よくストレッチされるので、とても気持ちがいい体操です。
全14種類の体操の中で、難しい動きはひとつもありませんのでご心配なく。
パパに協力してもらって、一緒に出来る体操もありますよ。
株式会社明治 ほほえみクラブ 産褥体操(アフター・マタニティ)[/box]
産褥体操を行う際の注意点
産後すぐできる産褥体操ですが、自身の体調と相談して行ってください。
いきなり回数を多めにせず、徐々にレベルアップしていきましょう。
体操をしていて気持ちがいいな、と思えることも大切です。
痛い!と思ったら少しやりすぎかもしれません。
帝王切開で出産した場合は、傷口の治癒を優先してください。
産褥体操をしてもいいか、病院の先生や看護師さんに相談することをおすすめします。
まとめ
産褥体操は、動きがゆっくりでわかりやすい、エクササイズの部類としては簡単な方だと思います。
なのに、こんなにもたくさん効果が期待できる!やらなきゃ損です!
一人目損した私は、二人目出産の時にしっかり取り組みました。
あの時看護師さんがやれって言ってくれれば良かったのに…と人のせいにしてみたり。
産後はすぐに骨盤ベルトで骨盤ケア、プラス産褥体操で産後ダイエットをスタート。
本格的に産後ダイエットを始めるころには、身体も準備万端になっていると思いますよ。