産後の骨盤ベルトの巻き方は?寝るときも巻く?正しく巻かないと効果無し!

産後の骨盤ベルトの巻き方は?寝るときも巻く?正しく巻かないと効果無し!

みなさんこんにちは。

骨盤ベルトの必要性がわかったら、次に気になるのは「どんなものを買ったらよいのか」、「どのように巻いたら効果的なのか」というところだと思います。

見た目や口コミなど、購入する際の判断材料はたくさんありますが、自分に合ったものを選んでそれを正しく着用しなければ効果は半減してしまいます。

間違った巻き方では、骨盤の状態が更に悪化してしまう可能性もあるのです。

骨盤ベルトの効果的な巻き方、どんなものを選べばいいのか、寝るときは着けたままなのか、骨盤ベルトにまつわる疑問を解明したいと思います。

骨盤ベルトの選び方は?

骨盤ベルトのサイズ

メジャー

骨盤ベルトには、ヒップの大きさによってサイズを選ぶものとフリーサイズの物があります。

着用時点でのヒップサイズをメジャーでしっかり測ることが大切です。

ヒップが小さくなることを見越して、小さめのサイズを購入しないようにしましょう。

血行が悪くなるなどのトラブルにつながりかねません。

土屋アンナさんがあえて小さめのサイズを巻いていたという話がありますが、あれは例外だと思った方が良いですよ。

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骨盤ベルトのサイズの測り方

骨盤高位」という言葉を耳にした事はあるでしょうか。

下図のようにお尻を少し高くした姿勢のことをいいます。

この状態で、ベルトを巻く部分を測るのですが、「大転子」の位置を基準にするのがポイント。

大転子は太ももの骨の一部で、脚の付け根の外側にボコッと出ている部分です。

骨盤高位の姿勢ではなく、立ったまま大転子の位置でサイズを測る場合もあります。

サイズの測り方について

購入する骨盤ベルトによって、サイズの測り方に違いがあります。指示されている場合はそちらに従ってください。

骨盤ベルトの素材

骨盤ベルトは、硬いものと柔らかいもの、伸縮性があるものとないもの、素材によって違いがあります。

一般的に、硬くて伸縮性が無い骨盤ベルトの方がホールド感が高く、しっかり骨盤を支えてくれるものが多いです。

その代わり、着用中は動きにくく、上から服を着た時にひびきやすいというマイナス点があります。

一方、柔らかくて伸縮性がある素材の物は、身体にフィットするため着用時に動きがとりやすく、薄めのものが多いため服装にもひびきにくいです。

硬めの骨盤ベルトとは逆に、ホールド感がやや弱い傾向があります。

骨盤ベルトの形状

骨盤ベルトと一言で言ってもその形状は様々で、普通のベルトと同じように細長いものから、太いものまでいろいろあります。

多いのは留め具がマジックテープで、ある程度サイズの調整が可能なタイプです。

伸縮性のある柔らかいベルトの場合は、留め具がホック式のタイプもあります。

経験上、脱着が面倒になると次第に骨盤ベルトそのものを着用しなくなってしまいます。

それでは意味がありませんので、個人的にはマジックテープ式がおすすめです。

骨盤ベルトの正しい巻き方は?

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骨盤ベルトを巻く位置

骨盤ベルトを巻く位置は、太ももの付け根部分。

恥骨結合を閉じるようなイメージで、恥骨結合と大転子にベルトがかかる位置で巻きます。

骨盤ベルト 巻き方

骨盤高位の姿勢で巻くのが正しい巻き方です。

骨盤ベルトが面倒臭くなってしまう最大の理由が、この巻き方にありますが、出来る限り骨盤高位の姿勢で巻く方がより効果を得ることができます。

動画も参考にしてみてください。

なぜ骨盤高位の姿勢で巻くのかというと、立った状態で巻くと内臓や子宮を圧迫してしまうからだそう。

腰を上げるのが辛い場合は、腰の下にクッションやタオルを入れて高くするとやりやすいですよ。

立ったまま装着する方法もあります。

骨盤ベルトを巻く位置は基本的に同じです。

骨盤ベルトを巻く強さ

骨盤ベルトは強く巻きすぎても弱すぎても正しい効果を得ることができません。

強さの目安としては、骨盤ベルトを巻いた後、恥骨のあたりに掌が入る隙間があるくらい。

強く巻きすぎてしまうと血流やリンパの流れが悪くなり、腰痛やむくみの原因となるので注意しましょう。

逆に弱すぎるとすぐに位置がズレてしまうので、上手く巻けるようになるには少し練習が必要かもしれません。

骨盤ベルトは寝るときも巻くの?

睡眠

基本的に寝るときは外した方がいいようです。

立っていることの多い日中にくらべ、寝ている時にはそれほど骨盤に負担はかかりません。

就寝中は寝返りを打ったりしてベルトの位置がズレる可能性があり、不要な箇所を締め付けてしまう恐れがあります。

例外として、腰痛が酷くて骨盤ベルトをしないと起き上がれないなど、就寝中も巻いていた方がいい場合もあります。

骨盤ベルトはあくまでも、自然に元の状態に戻ろうとする骨盤のサポートをするもの。

骨盤を安定させる骨盤底筋を鍛えるためにも、骨盤ベルトに頼りすぎるのは良くありません

そういった意味でも24時間巻いている必要はないのです。

まとめ

骨盤ベルトは私自身も本当にお世話になりました。

ただ、どうしても着用方法が面倒な為、したりしなかったり…ちょっといい加減な部分がありました。

産後1ヶ月後くらいからは、ガードルタイプなどに切り替えることも可能ですので、それまでのガマン!と思って頑張って巻いてください。

正しく締めて、きれいなハート型の骨盤を手に入れましょう。