みなさんこんにちは。
「森のバター」と呼ばれるアボカド、ギネスブックに認定されるほど栄養価が高いことをご存知でしょうか。
そして、アボカドに含まれる栄養は、ダイエットや美容に良い効果がいっぱい。
テレビ番組内でアボカドダイエットに挑戦したデヴィ夫人は、3ヶ月で6.3キロの減量に成功しました。
その他、体脂肪は11.3%減、ウエストはマイナス11センチという結果に。
チャレンジ当時の年齢は70歳、アボカドダイエットだけの成果とは言えなくとも、アボカドには何かしらの秘密が隠されていそうです。
産後ダイエット中の食事メニューに、アボカドを取り入れたくなるようなメリットをご紹介したいと思います。
Contents
アボカドの栄養と得られる効果は?
アボカドの豊富な栄養素から期待できる様々な効果は、次のような物があげられます。
- 代謝が促進
- 脂肪燃焼効果
- コレステロールの減少
- 食欲が抑えられる(満腹感を得られる)
- むくみの解消
- アンチエイジング・美肌効果
アボカドは100グラム187kcal、1個は約250kcal前後とカロリーは高めの食材です。
アボカドの特筆すべき栄養素をピックアップしてみます。
オレイン酸・リノール酸
アボカドには脂質が多く含まれていますが、その8割がオレイン酸やリノール酸といった不飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸には、血液中の中性脂肪やコレステロールを減らす働きがあります。
L-カルニチン
アボカドにはアミノ酸の一種「L-カルニチン」が含まれています。
L-カルニチンは脂質代謝に不可欠な成分で、体内に蓄積されている脂肪の燃焼を促します。
食物繊維
アボカドには便秘の解消に役立つ水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
その量は、アボカド1個でゴボウ1本分に匹敵するとか。
果物の中ではトップクラスの含有量です。
ビタミンE
アボカドに豊富に含まれるビタミンEは、強い抗酸化作用を持っています。
活性酸素が除去されることによって、生活習慣病の予防、アンチエイジングに効果が期待できます。
そのため「若返りのビタミン」などと呼ばれています。
これから紫外線の強くなる時期、美肌効果のあるビタミンEは、産後のシミやそばかすに悩むママは積極的に摂りたいビタミンです。
また、ビタミンEには女性ホルモンのバランスを整える働きも。
カリウム
アボカドに豊富に含まれているカリウムには利尿作用があります。
体内の余分な塩分が排出され、むくみが解消されます。
また、血圧を下げる働きもあります。
むくみやすい産後に摂取したい栄養素です。
葉酸
アボカド1個に含まれる葉酸は、果物の中で最も多い84μg。
妊娠中に摂取が推奨される葉酸は、母乳育児にも欠かせません。
ママの母乳は血液から作られていますから、「造血ビタミン」とも呼ばれている葉酸は、母乳育児中積極的に摂取したい栄養素です。
スポンサーリンクアボカドダイエットの方法は?
アボカドダイエットのやり方は簡単です。
- 1日1個を食前に食べる
- 食べるタイミングは朝食・昼食・夕食のいつでもOK
- 最低3ヶ月間は継続する
食物繊維が豊富なアボカドを食前に食べることによって、満腹感が得られるため食べ過ぎを防止することができます。
また、果物の中でも糖質の低いアボカドは、食前に食べることで血糖値の上昇を緩やかにします。
血糖値が急上昇してインシュリンが過剰分泌されると、脂肪細胞に糖が運ばれ肥満の原因になるため、アボカドは低糖質ダイエットに最適な食材でもあります。
アボカドダイエットの注意点
アボカドダイエットで注意しなくてはならないのは、アボカドのカロリーです。
今までの食事に加えて、食前にアボカドを食べたのではカロリーオーバーになってしまいます。
1日1個を食前に食べることを目安に、食事のトータル摂取カロリーは減らすようにしましょう。
もうひとつ注意したいのが、アボカドの食べ方です。
アボカドに最も相性の良い「マヨネーズ」、美味しいのでついついかけたくなってしまいますが、あっという間にカロリーオーバーになる危険性が潜んでいます。
その分、他の食事を減らせば良いのですが、うっかりかけすぎることがないようにしましょう。
マヨネーズ同様、相性の良い「チーズ」も危険です。
アボカドに乗せて焼くと美味しいんですけどね…ほどほどに。
スポンサーリンクアボカドは母乳育児に良くない?
アボカドは身体を冷やす果物に分類されているので、母乳育児に良くないのでは?と思う方もいらっしゃると思います。
しかし、アボカドには血液をサラサラにする抗酸化物質、血液循環を良くするビタミンが含まれており、血行が促進されることで身体を温める働きがあるという考え方もあります。
カリウムによるむくみの解消やデトックス作用も、冷えの改善につながるといえます。
アボカドの脂質による乳腺の詰まりが心配な場合は、血液をサラサラにする効果がある「酢」を組み合わせて調理するなどの工夫をすると良いでしょう。
アボカドの魅力的な栄養素、母乳育児に取り入れたいですよね。
もちろん母乳に良いからといって食べ過ぎは禁物です。
まとめ
アボカドがギネスブックに掲載されているとは驚きでしたが、その栄養価の高さから納得できます。
産後ダイエット、母乳ダイエットに活用するときは、カロリーに注意してくださいね。
間食にお菓子やジャンクフードを食べるくらいなら、アボカドを食べた方が余程良いと思います。
産後はバランスの良い食事っていわれるけど何食べたらいいのか…と食事メニューに迷ったら、一品にアボカドを加えてみてはいかがでしょうか。