筋膜リリースダイエットで産後太り解消！？5つの効果と注意点は？

みなさんこんにちは。

「筋膜リリースダイエット」というダイエット方法を耳にしたことはありますか？

テレビや雑誌で取り上げられるようになって話題になりました。

私はそれまで全く聞いたことがなかったのですが、産後ダイエットに適していると知ったからには、試さずにいられません！

「筋」って漢字が付くだけで、なんだかハードそうなイメージでしたが、全くそんなことはありませんでした。

産後ダイエットの中では、むしろ気負わずできる部類に入ります。

流行りものには取りあえず手を出してみる！そんな産後ダイエットもアリです。

筋膜リリースダイエットって？

「筋膜リリース」という聞き慣れない言葉、「筋膜」を「リリース」するということで、「筋膜はがし」なんて言い方もします。

筋膜って何？

筋膜は、ごく簡単に言ってしまうと内臓、骨、筋肉、神経など体の全ての要素を包んでいる「膜」のことで、「第二の骨格」などと言われています。

その成分は主にコラーゲンと水分です。

筋膜には大きく分けて4つの役割があります。

• 体内の器官同士を結合する
• 体内の器官を保護する
• 姿勢と運動をコントロールする
• 神経やリンパ管などの通路を作る

器官同士を結びつけるという、実はとても重要な役割をしているのです。

特に3つ目、ダイエットに関係してそうな匂いがプンプンします。

筋膜とダイエットの関係

筋膜はストレスや姿勢の歪み、怪我や手術など、様々な原因によって捻じれたり縮んだりします。

すると、主成分であるコラーゲンが癒着して、筋膜は伸縮性を失っていきます。

体に密着した、伸びないピチピチの服を着ていることをイメージしてください。

とっても窮屈ですよね。

このような状態でエクササイズしても効果は半減してしまいます。

また、筋膜の萎縮や癒着で筋肉の動きは悪くなり、その結果、血行不良を招きます。

そのため基礎代謝が落ちてダイエットには悪影響、肩こりや筋肉疲労を引き起こすこともあるのです。

筋膜リリースというのは、縮んだり癒着した筋膜を、元の正常な状態に戻すことです。

筋膜リリースダイエットの効果は？

筋膜リリースダイエットを行うことで、筋膜の萎縮や癒着が解消されると、次のような効果が期待できます。

1. 基礎代謝が上がる
2. 運動能力の向上
3. 身体の歪みが取れる
4. 肩こりや筋肉疲労の解消
5. 皮膚のたるみ解消

筋膜の萎縮や癒着が解消されると、歪んでいた身体が整い、筋肉や関節が動きやすくなることで運動効率が上がります。

それに伴い、低下していた基礎代謝もアップし、脂肪燃焼につながります。

また、血行が良くなることで肩こりや腰痛が改善してきます。

筋膜はリンパの通り道です。

癒着が解消されるとリンパの流れが良くなり、皮膚のハリが出たりと美容効果も期待できます。

筋膜リリースダイエットのやり方は？

筋膜リリースは、エステサロンや整体などに行ってプロの施術を受ける以外に、自分で簡単に行うことができます。

筋膜リリース専用のローラー、ストレッチポール、テニスボールなどの道具を使用する方法がありますが、今回は道具不要で気軽にできる「筋膜リリース体操」をご紹介したいと思います。

筋膜リリース体操【肩甲骨はがし】

1. 正面を向いて、頭を横に倒し30秒キープします。
2. 反対側も行います。
3. 手のひらを上に向け、両腕を肩の高さに上げ、肘を90度に曲げます。
4. 肩甲骨を下げるように動かして5秒キープします。

10回繰り返します。

仕事の合間などに行うとスッキリするのでおすすめです。

筋膜リリース体操【ためしてガッテン編】

肩甲骨回転体操

1. 肘が直角になるように、右腕を頭上、左腕を背中に回して曲げます。
2. そのまま左回りに回転して20～90秒キープします。
3. 右足を交差させて更にキープします。
4. 反対側も同様に行います。

バレリーナ体操

1. 手のひらを自分に向けて右手を伸ばします。
2. 手のひらを後ろに向けて左手を伸ばします。
3. 右足を一歩前に出して、指先を遠くへ伸ばす感じでストレッチします。
4. 後ろを振り返ります。
5. 20秒～90秒行います。
6. 反対側も同様に行います。

どちらの体操も、無理をせず気持ちい範囲で行うことがポイントです。

気付いた時にサッと出来るお手軽さも最高です。

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筋膜リリースダイエットの注意点

経験上、ムキになってやりすぎると体が痛くなります！

筋膜リリース体操をご紹介するところで述べましたが、「気持ちいい範囲で」というのが意外に重要。

無理矢理体を伸ばしたり曲げたりすると、フォームが崩れて効果が半減してしまいます。

少しずつ行って代謝を上げていきましょう。

ストレッチポールやローラー、ボールを使用して行う時は、体の負担がかからないよう、マットなどを下に敷いて下さい。

まとめ

産後は赤ちゃんの授乳や抱っこで、肩こりや腰痛に悩まされる方が多いと思います。

それらも解消しつつ、産後ダイエットにもなるのが「筋膜リリースダイエット」なのです！

代謝を上げるため・・と真っ先に思い浮かぶのは「筋トレ」ですが、筋膜リリースダイエットのような代謝の上げ方も存在します。

同時に体の歪みも解消できるなんて素晴らしい。

筋トレよりこちらの方が向いてるわ～という方も多いはず。

もちろん、両方取り入れていけば効果も倍増です。

お手軽かつ疲労回復も期待できる「筋膜リリース」、産後ダイエットに取り入れてみてください！