みなさんこんにちは。
今日ご紹介するお弁当袋は、お弁当箱を横にして入れることができる「横入れタイプ」です。ひもで開閉するお弁当袋は幼稚園児が扱いにくいため、幼稚園では「横入れできるお弁当袋」と指定されています。
よくあるアルミのお弁当箱より一回り大きめのプラスチック製お弁当箱を入れてもパンパンにならないサイズにしました。ランチョンマットやカトラリーケースも余裕で収納可能。
底がしっかりしているのでお弁当袋が立ちます。縦でも使うことができます。
また、今回のお弁当袋は、マチが7センチあるのに「マチをつくる」という作業がありません!その分手順が少なくなるため、人によってはこちらの方が簡単!と感じるかもしれません。
Contents
横入れできるお弁当袋の作り方
今回ご紹介するお弁当袋のサイズは、(約)縦12cm横20cm×マチ7cmです(多少カーブしている部分があるので前後します)。
底をしっかり作るので縦で使用することができます。大人用の細長い2段式ランチボックスを入れるのにも良いと思います。
生地はコットンのオックス生地を使いました(普通~厚め)。裏地は薄いコットンです。今回のタイプは底がしっかりするため、キルティングで作ると厚くて嵩張ってしまうかもしれません。
スポンサーリンク【手順1】生地を裁断する
底・側面・蓋、表地と裏地それぞれ生地を半分に折って輪にした状態で裁断します。
縫い代は1cmとってあります。
型紙はこちら↓からダウンロードできます(PDFファイル)。大きさを100%に指定後、印刷してください。
型紙ダウンロード
チャコペーパーを使い、しっかり印を付けておくと後の作業がスムーズです。
【手順2】お弁当袋の蓋を作る
最初にフタを作ります。
表と裏の生地を中表にして重ねます。
待ち針を打ったら青色の破線を縫います。
ひっくり返して表を出したらアイロンをかけます。
端から5~6ミリのところにステッチをかけます(黄色破線部分)。
【手順3】お弁当袋の側面を作る
次に、お弁当袋の側面になる生地を縫います。
表布と裏布それぞれ中表の状態で、青色破線部分を縫って筒状にします。
縫い終わったら縫いしろを割っておきます。
【手順4】お弁当袋の底を付ける
表と裏の袋それぞれに底を付けます。
側面の生地に底を合わせて待ち針を打ち、青色破線部分をぐるっと1周縫います。
型紙の印「A」同士を合わせるようにします。
待ち針の留め方は、パターン①とパターン②の2種類ありますが、パターン②の方が縫いやすい気がしました。どちらかお好みの向きで留めてください。
表布とおなじように裏袋を作ります。
【手順5】お弁当袋の口を縫う
底の形をしっかりさせるため、底の縫い代を内側に折ってアイロンをかけます。
表袋だけ表面に返したら、裏袋の中に表袋を入れます。
型紙の印「B」から「B」まで(青色破線部分)を待ち針で留めて縫います。開いた部分に蓋が付きます。
縫い終わったら、開けておいた部分からひっくり返して表を出します。
スポンサーリンク【手順6】お弁当袋にフタを付ける
蓋を差し込む部分を内側に折り込み、アイロンで癖付けします。
蓋を差し込んだら待ち針で固定します。
端から2~3ミリのところをぐるっと1周縫うので、蓋以外の部分にも待ち針を留めておきます。
端から2~3ミリのところを1本、更に5~6ミリのところをもう1本縫います(青色破線部分)。
【手順7】マジックテープやホックを付ける
最後に、マジックテープ(面ファスナー)やスナップボタンなどを付ければ完成です。
フタの表に名前タグなどを縫い付けても可愛いです。
コップ袋の作り方はこちらから。
歯ブラシも入る!紙袋みたい!?簡単マチ付きコップ袋の作り方【型紙有】
まるごと洗えるカトラリーケースの作り方はこちら。
カトラリーケースの作り方!布で手作り幼稚園グッズ【簡単&図解有り】
机にピッタリサイズのランチョンマットの作り方はこちら。
ランチョンマットの作り方!簡単3デザイン!幼稚園&小学校対応サイズ
別タイプの横入れお弁当袋の作り方はこちら。
まとめ
今回ご紹介したお弁当袋は若干大きめでゆったりしています。子供が出し入れするには、このくらいのサイズが扱いやすいようです。
給食の日はもっと小さめでも良いと思いますので、お弁当の日は今回ご紹介したタイプ、給食の日は以前ご紹介したタイプ、というように使い分けすると良いかもしれません。
底と側面を縫い合わせるところだけが少し面倒な部分ですが、そこさえクリアできれば後は比較的簡単。見た目もコロンと可愛いお弁当袋です。
底板を入れると形がカチッとします。袋の両脇にDカンとショルダーベルトを取り付ければ可愛いポシェットになりますよ。