みなさんこんにちは。
さまざまな幼稚園グッズを手作りしてきた中で、特にこれは作って良かったなぁというものがあります。
それが「カトラリーケース」です。
みなさんは幼稚園でどのようなカトラリーケースを使用しているでしょうか。これじゃなきゃダメ!という指定は無いと思いますが、市販されている多くの物が「プラスチック製」だと思います。
それ以外に何があるの!?と思う方もいらっしゃるくらい、ほとんどが「お箸・スプーン・フォーク」がセットになったカトラリーセットです。
我が家も入園準備グッズとして購入しましたが、迷うことなくプラスチック製一択でした。しかしその後、手作りの布製カトラリーケースに移行しました。
なぜ布製にしたのか?という理由を含め、今日は布製カトラリーケースの作り方をご紹介したいと思います。
なぜ布製カトラリーケースが良いのか
我が家が最初に購入したカトラリーセットは、「トリオ」と呼ばれるケース付き3点セットでした。この形状を使用している方が多いのではないでしょうか。
お子さんが幼稚園から帰ってきたら、毎日使用済カトラリーセットを洗いますよね。このプラスチック製カトラリーケース、毎日分解して隅々まできれいに洗うのが意外と面倒臭いのです。さらにこれ、乾くのにも時間がかかります。
食洗機に対応しているものも多いのですが、乾燥までかけたとしても何故か隅っこや裏側が完全に乾いておらず、水滴が残っていたりします。すると息子から「ぬれてるんだけど!」というクレームが入るのです。
何しろ私は面倒臭がりなもので…考えました。
お箸、スプーン、フォークは普通に洗えばいい。ケースは洗濯機で洗おう!という答えに至り、布製カトラリーケースを導入することにしたのです。
なんといっても、洗い替えに2つ作れば、その日使用したものは洗濯かごにポイっと放り込んでおけば良いのが最高です。
スポンサーリンク布製カトラリーケースを手作り!
布製カトラリーケースの材料
布製カトラリーケースにはペンケースのような筒形をしたものもありますが、子供の使用済カトラリーには食べカスがたくさんついていることが多いため、それらを取り除きやすい全体が開ける形を採用しました。
- 表地 キルティング生地 40×20センチ
- 裏地 薄いコットン生地 表地と同サイズ
- カトラリーを留めるゴム 10センチ
- 蓋を留めるマジックテープ 2×3
- パイピングテープ 80センチ
※寸法はこのくらいあれば足りるというサイズです。
布製カトラリーケースの作り方
【1】本体部分の布を裁断
- 本体部分となる、表地のキルティングと裏地の布を同サイズにカットする(周囲をパイピングするので縫いしろ分は不要)
- 出来上がりサイズで、四隅はカーブするようにカットする(パイピングはすこし大変ですが、三つ折りで端を処理するよりボコボコしないので出来上がりがきれいです)
【2】内側に折り込む部分の布を裁断
- 表地と裏地を10センチの正方形にカットする(差し込み口を1センチ、縫いしろを5ミリ分取ってあります)
- 表地と裏地を中表にして、「コの字」に袋縫いする
- 開けておいた口から、ひっくり返して表を出す
【3】1と2を合体する
- いちばん下にキルティングを置く(裏が上になるように)
- その上に裏地を置く(表が上になるように)
- 内側に折り込むパーツを、開口部を外側、キルティング側を上にして置く
- 周囲をパイピングテープで挟んで仮止めしておく(仮止め無しでできる方は不要)
- パイピングテープをぐるっと1周縫い付ける
【4】パーツの取り付け
- お箸やフォークを留めるゴムを縫い付ける(実際に入れるカトラリーのサイズに合わせる)
- マジックテープを縫い付ける
まとめ
プラスチック製カトラリーケースから布製に変えたことで、洗うのがとても楽チンになりました。
そしてもう一つ良いことが。
プラスチック製のカトラリーセットって結構重たいんですよね。布製にしたことでかなり軽量化されたため、子供にとっても良かったです。そして、走ってもカバンの中でガチャガチャうるさくありません。
ちょっと失敗したのはスプーンやフォークを止めるゴムとマジックテープの色です。なぜ白にしてしまったのか…地味すぎました。100均でもカラフルな物が売っていますので、是非ともカワイイ色をオススメします。
我が家の子供たちは恐竜が大好きなのですが、市販されている恐竜柄の幼稚園グッズは選択肢が少ないため、たまに購入すると、かなりの確率で他のお友達とかぶります。
手作りすればその確率も減りますので、是非オリジナルのカトラリーケースを手作りしてみてくださいね。