みかん100個どう保存する?冷蔵庫に入れないで!甘いみかんの見分け方は?

みかん100個どう保存する?冷蔵庫に入れないで!甘いみかんの見分け方は?

みなさんこんにちは。

冬の定番「みかん」。

なんとなくスーパーで安かったから買ってみたけれど、食べたら酸っぱかった…

ついつい段ボールで箱買いしてしまったけれど、毎日食べても消費しきれない…

何個も食べ過ぎたら手が黄色になってしまった…

どれもみかんにまつわる些細な「あるある」ですが、今日はそんなちょっとした「みかん問題」の解決法について紹介したいと思います。

「甘いみかん」かどうかはココを見る!

甘いみかん

みかんを購入する時、ひとつひとつをじっくり見て購入することはないかもしれませんが、可能であれば見てみましょう。

みかんの色を見る

みかんは色の濃いものほど甘いです。

熟すことで濃いオレンジ色になってきます。

色が薄いものは、味も薄いことが多いのだそうです。

みかんのヘタを見る

甘いみかんの見分け方

みかんのヘタには「軸」が付いています。

木からぶら下がっていた部分です。

この軸には細いものと太いものがあって、軸が細いほうが甘いそうです。

軸が太いみかんは大きな枝になっていたものです。「導管」と呼ばれる太いパイプから、水分が多く入り込むために大味になると言われています。

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みかんの形を見る

どれも丸くてだいたい同じに見えてしまいますが、みかんの形にはそれぞれ多少差があります。

扁平型、ひらべったい形のみかんがおいしいのだそうです。

また、より丸い方が糖が低い傾向があります。

みかんの感触を確かめる

甘くないみかん

表面がボコボコしたみかん

たまに、みかん皮を押してみた時にブニョブニョ、ペコペコしているものがありますよね。

想像できると思いますが、こういったものはあまりおいしくないです。

また、たまに出会うのが「表面がボコボコのみかん」。

これもおいしくないと思ってしまいがちですが、実は甘くておいしいみかんです。

ついボコボコしたみかんを探してしまうくらい甘いんですよ。

みかんを持ってみる

他の果物でも言われているように、単純に「重い」方が甘いとされています。

重量感がある分、果汁がたっぷり詰まっているということらしいです。

持ってみても、なかなか重さの違いを感じることは難しいのですが、なんとなく重いものを選んでみると良いかもしれません。

みかんのお肌を見る

甘いみかんの見分け方

みかんの皮をよく見ると、表面につぶつぶの模様があります。

このつぶつぶは「油胞(ゆほう)」と呼ばれていて、これが多いほどみかんの肌のキメが細かいということになります。

キメの細かいみかんは枝の先になっていて、糖分がたまりやすいので甘いのです。

みかん狩りに行ったら、枝の先になっているものを狙いましょう。キメが細かい方が良いなんて…人間と同じですね。

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大量のみかんはどう保存する?

みかんを段ボール箱で購入して、上から順番に食べていったら底の方がカビていた!ということはないでしょうか。みかんをまとめ買いしたら「やるべきこと」があります。

みかんを箱買いしたらやるべきこと

みかんを箱で保管する場合、まず下記の作業をすることでみかんが傷みにくくなります。

  1. 全てのみかんを箱から出して、傷んだみかんを取り除く
  2. ヘタを下側にして入れなおす
  3. みかんを3段以上重ねない
  4. 涼しいところに保管する

段ボール箱よりもカゴに入れ替えて保管、床に新聞をひいてズラっと並べて保管、という方法の方が圧倒的に傷みにくいそうです。

みかんは冷蔵庫に入れてはダメ

冷蔵庫にいれたみかんは、低温障害をおこして傷んでしまいます。

水分が飛んで酸っぱくなってしまうので、冷たくして食べたい場合は食べる前に入れるようにしましょう。

食べ過ぎて手が黄色くなった!

柑橘類

みかんを食べ過ぎると手が黄色くなるのは、気のせいではなく本当です。

みかんには「カロテン」という成分が含まれていて、過剰に摂取すると体内に蓄積されて皮膚が黄色くなるのです。手足や顔に症状が出やすいと言われています。

みかんに限らず、他の柑橘類、にんじん、カボチャなどでも同様の事が起こります。

この「柑皮症(かんぴしょう)」と呼ばれる症状ですが、食べるのをやめれば元に戻るので、何も心配することはないのだそうです。

まとめ

みかんを購入する時は、色や質感、重さなどを比較して、できるだけ甘くておいしいみかんを選んでみて下さい。

そして、みかんを箱買いしたら、全ておいしく食べることができるよう、より良い方法で保管しましょう。

沢山食べて、手が黄色くなっても病気ではありませんから大丈夫です。

みかんは低カロリーなのでダイエットにも最適な食材です。とは言え、くれぐれも食べ過ぎにはご注意ください。