みなさんこんにちは。
毎年この季節になると多くの女性が悩む「乾燥肌」。もちろん私もそのうちの一人で、つい先日今季初のあかぎれができてしまい、痛くて仕方ありません。
そんな中、朝の情報番組スッキリで「40代は要注意!」と乾燥肌について特集していました。
なぜ40代なのか気になり…更にお肌のお手入れが面倒臭い人のための「ズボラケア」が紹介されるということで興味津々。
冬本番を迎える前の「今」が肌ケアのいちばん大切な時期らしいので、自分の肌ケアを見直してみることにしました。
Contents
この時期の肌は大ピンチ!?
なぜ「この時期」なのか?というと、その理由は夏に浴びた紫外線にあります。夏に蓄積されたダメージが肌の奥の方から現れてくるのが今の時期なのだそうです。
これに加え、気温や湿度も低くなってきているため、肌の乾燥を招きやすいのだそう。カサカサする、粉が吹く、ファンデーションのノリが悪い、かゆくなる、皮がむけるといった症状が現れます。
乾燥でカサカサしたら、保湿効果のあるクリームを塗っておけば良いかなくらいに考えていましたが、軽く考えるのは要注意。放っておくとただの乾燥ではすまない事態になってしまうかもしれません。
今回は、お肌のスペシャリストとしてスッキリではお馴染み、美容皮膚科医の重麻梨子先生の解説でした。
40代以上は要注意!
先生いわく、特に注意が必要なのは40代とのことでしたが、なぜ40代なのか。
20代~30代くらいの方は、夏に肌がダメージを受けても4週間程度で肌が生まれ変わること(ターンオーバー)により、再生した肌がある程度ダメージに対応してくれるのだそうです。
しかし、40代以上になると、ターンオーバーのスピードが遅く時間がかかります。その結果、夏のダメージが残ってしまうことが多いのだそう。
今の季節はとても乾燥しているため皮脂と汗が出にくく、肌はより乾燥した状態に。乾燥して隙間が空いた状態の肌はよりダメージを受けやすくなってしまうというわけです。
ここから重度の乾燥肌になる可能性が高く、特に40代以上の人は、この時期の肌ケアが大切とのことでした。
スポンサーリンク肌状態をチェック!
みなさん現在の肌はどんな状態でしょうか。2つ以上当てはまる場合は要注意です。
- 肌がつっぱる
- 肌に白い粉がふく
- ファンデーションがヨレるなど化粧ノリが悪い
- 靴下をぬいだら白い粉が落ちる
- 鼻をさわった時にザラザラしている
乾燥は顔だけでなく体も注意しなくてはなりません。「かかと、ひざ下、腰」の3箇所は、体で皮脂が出にくい場所で、多くの人がこの時期乾燥を感じるようになるそうです。
保湿クリームでは治らない「かゆみ・痛み・しっしん」。このような症状が出た場合は、病院で薬を処方してもらう必要があります。
乾燥が重症化する前のセルフケアが大切になりますが、具体的にどうすればよいのでしょうか。
毎日完璧ベストな肌ケアとズボラケア
冬本番を前に、今から乾燥に負けない肌を作るためのケアが紹介されました。
個人的にはそっくりそのまま真似るのは難しいかな…と感じましたが、実践してみる価値は大いにあると思います。
重先生によると、「ベストケア」を100点満点とすると「ズボラケア」は40点くらい、もちろんやらないよりは少しでもやった方が効果は高いとのこと。食生活は、改善したら2週間程で徐々に効果が出始めるそうです。
ベストケア「食生活編」
食生活でベストな肌ケアをするのは少し大変です。
くるみやイワシ・サンマなどの青魚に含まれている「オメガ3系脂肪酸」、そして「ビタミンB群」を多く含むレバーや豚肉などを積極的に摂るようにします。
オメガ3脂肪酸は体内で作ることができないため、外から摂る必要があります。オメガ3脂肪酸を摂取することで肌の乾燥を内側から防ぐことができます。
また、レバーや豚肉に多く含まれている「ビタミンB群」、これらを摂取すると糖質と脂質、たんぱく質の代謝が促進されることにより肌荒れや乾燥を改善することができます。
たまに食べるなら簡単そうですが、大変なのはその量。
サンマなら1日一尾、レバニラなら1日1~2人前、ヒレカツなら1日1枚食べるのが良いとのことでした。
毎日となるととても続けられそうにありません。
スポンサーリンクズボラケア「食生活編」
ベストケアはとても真似できないという方のための”ズボラケア”は「毎日1杯の牛乳+卵かけごはん」です。
牛乳1杯200mlくらいを飲むことで、ある程度のたんぱく質とビタミンB、ビタミンCを摂取することができます。
また、卵かけご飯は「たまごを生で食べる」ということがポイントです。卵を加熱してしまうとビタミンが減ってしまうためです。
「たまごを1日3個食べる」というのにはちょっと驚きでした。昔はコレステロールが上がるから食べ過ぎは良くないとされていましたが、最近の研究でコレステロールを上げることはないとわかった為、その心配は無いそうです。
卵かけご飯にする理由は、アミノ酸と糖質を一緒に摂り、吸収を良くすることが目的なのだそう。1日160グラムくらいのご飯は摂った方が良いとのこと。
生のたまごは感染症が心配だという方は加熱してもOK。加熱するとビオチンが減ってしまう可能性がありますが、効果がゼロになることはありません。
ベストケア「お手入れ編」
ベストなお手入れは丁寧な「保湿」です。
毎日、入浴後や洗顔後に化粧水・乳液でしっかり保湿することが大切です。
そして、洗顔フォームを使って洗顔するのは1日1回までにするのがポイント。
洗顔フォームで1日2回ゴシゴシ洗ってしまうと、肌に必要な水分や油分、セラミドなどの大事な成分が流れ落ちてしまうのだそうです。
夜はメイクを落とすことも兼ねてしっかり洗い、朝はTゾーンのみ泡立てた洗顔料でやさしく洗い、ぬるま湯で流すようにすると肌をきれいに保つことができます。
先生によると、自分の油分がいちばん自分に合った比率になっているため、洗いすぎずにどれだけ自分の油分を利用できるかがポイントとのこと。
ズボラケア「お手入れ編」
面倒臭がりの方にもできるお手入れは「入浴」です。
スクワランやグリセリン、セラミドなど、保湿成分が入った入浴剤を入れ、週2回頭までつかるようにします。
お湯の中に何秒も潜るわけではなく、一瞬だけザブンと頭までつかるくらいで良いそう。
保湿成分が流れてしまうため、入浴後にシャワーを浴びないよう注意が必要です。
まとめ
乾燥には何よりまず”保湿”です。
子供と一緒にお風呂に入ると自分のことはついつい後回しになりがちですが、お風呂上がりはすぐ保湿するよう心がけたいと思いました。こういう時こそサッと使えるオールインワンが本当にありがたく感じます。
洗顔料を使うのは1日1回に、体もナイロンタオルでゴシゴシ洗い過ぎていたので反省です。
食生活については完璧に実行するのはなかなか難しいかもしれませんが、青魚や豚肉、牛乳や卵かけご飯を意識して、メニューに取り入れていくだけでも肌の改善につながるのではないでしょうか。