正月太りを解消!痩せホルモン「アディポネクチン」を増やす話題の”粉”

正月太りを解消!痩せホルモン「アディポネクチン」を増やす話題の”粉”

みなさんこんにちは。

先日、愛用している「ある食材」をネットで注文しようとしたところ、リピートしている店舗では残念ながら売り切れていました。更に驚いたのは、いつもの値段より値上がりしていたことです。

またいつかのようにテレビで取り上げられたか…と思っていた矢先、正月太り解消の鍵を握る食材として「スッキリ」で紹介されていました。

その食材が、痩せホルモン「アディポネクチン」を増やすというお話でした。

食べるだけで痩せる!というわけではありませんが、正月太りした方もそうでない方も、知っていて損はない朗報です。

年末年始は太りやすいが痩せやすい!?

冬

ケーキやおせち料理やお餅など、美味しい料理を食べてお酒を飲む機会も増え、太りそうな要素しかないクリスマスやお正月。更には寒いので家から出ることも減少し、運動不足になりがちです。

年末年始は1年で最も体重が増加する人が多いという統計があるそうです。

ところが、さとうヘルスクリニック 肥満外来の左藤桂子先生によると、冬は1年で最も痩せやすい季節なのだそう。

どちらかというと”夏痩せ”なんて言葉もあるくらいだし、汗をかく夏の方が痩せそうな気がするのですが。

なぜ冬が痩せやすいのか?

外気が寒い冬は、身体が自然と代謝を上げて温めようとします。そのため冬は基礎代謝が高く効率的に脂肪燃焼ができるのだそう。上手くやれば冬は痩せやすいということになります。

スポンサーリンク

痩せホルモン「アディポネクチン」

研究

アディポネクチン”という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。私自身、別番組のダイエット特集で耳にしたことがありました。

アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンで、1996年に大阪大学の研究チームが発見して話題になったそうです。

また、アディポネクチンは「痩せホルモン」のひとつで、2010年に東京大学の門脇孝教授らの研究チームが運動した時と同じ脂肪燃焼効果があることを発表して更に話題となりました。

左藤桂子先生によると、痩せホルモンを増やす生活をすることによって、痩せやすい体質に変わる可能性があるというのです。

自分は痩せやすい?痩せにくい?

体型

「体型」には3つの種類があることをご存知でしょうか。

まず1つ目は「リンゴ体型」。

足は細めだが上半身に脂肪がつきやすいというタイプです。

2つ目は「洋ナシ体型」。

上半身は細めだが、お尻・太ももなど下半身が太いというタイプです。

一般的に女性に多いのは洋ナシ体型なのだそう。

3つめは「バナナ体型」。

手足が細くからだも薄いが下腹がぽっこり出ているというタイプです。

3つのタイプのうち、最も痩せにくいのは「リンゴ体型」なのだそうです。

リンゴ体型というのは、脂肪のつく場所が皮下(脂肪)ではなく内臓(脂肪)。内臓脂肪が悪さをすると、動脈硬化などを引き起こしやすくなります。

そして、リンゴ体型が痩せにくい原因の一つに、痩せホルモン「アディポネクチン」が少ないことがあげられます。

皮下脂肪と内臓脂肪が関係!?

脂肪

そもそも肥満というのは大きく分けて2種類存在します。ついた脂肪が皮下脂肪なのか内臓脂肪なのか。

皮膚の下についている手でつまむことができるのが皮下脂肪、内臓の周りについている見た目に出にくいのが内臓脂肪です。

痩せホルモン「アディポネクチン」は、内臓脂肪の量に深い関係があります。

正常な状態の内臓脂肪であれば、痩せホルモン「アディポネクチン」を分泌して太りにくい体をキープしようとします。ところが内臓脂肪が増え過ぎてしまうと、本来の機能が阻害されアディポネクチンが分泌できなくなり、痩せにくくなってしまうそうなのです。

スポンサーリンク

痩せホルモン「アディポネクチン」を増やすには?

おからパウダー

痩せ体質になるためには、余分な内臓脂肪を減らし”痩せホルモン”を増やす必要があります。

痩せホルモン「アディポネクチン」を増やすためにはどうしたら良いか?

2010年の大阪大学の研究で、大豆たんぱく質を摂取するとアディポネクチンが増えるという研究結果が出ているそうです。

そして、その大豆たんぱく質を効率よく摂れる食材というのが「おからパウダー」です。

今では品切れ店舗が出るほど有名になったおからパウダーですが、おからを乾燥させて粉状にしたもので、スーパーでは1袋150円前後で購入することができます。

普段の食事にスプーン1杯加えるだけでOKというお手軽さ。毎日続けてアディポネクチンを増やし、痩せやすい体質に改善できる可能性があるのです。

内臓脂肪を減らすエクササイズ

エクササイズ

痩せホルモン「アディポネクチン」を増やすと同時に、減らさなくてはならないのが余分な内臓脂肪

内臓脂肪を減らすためには、やはり運動が必要となります。

番組では自宅で出来る「ながらエクササイズ」が紹介されました。

全部簡単そうに見えるのですが、たった10回でも真剣にやるとかなり疲れます。特に3つ目が結構キツイです。

”ぽっこりお腹”解消エクササイズ

ソファ

ソファを使用したエクササイズです。

まずソファに座ります。

クッションを両手で挟み、胸の前で押し潰すように胸に力を入れます。力を入れたままで左右にウエストを10回ひねります。タオルを絞るようなイメージでお腹を絞ると効果的。

次に、肘を高く上げながら体を左右に10回倒します。脇腹の伸縮を意識して行います。

胸に力を入れることによりバストアップにも効果が期待できるそうです。

”ぷにぷに二の腕”解消エクササイズ

テーブル

ダイニングテーブルを使用したエクササイズです。

しっかりと安定したテーブルで行います。

背中をテーブルに向け、手は肩幅に開き、指先を自分の方向に向けて手をつきます。

肘が90度になるまで体を下ろしたり上げたりします。

脇を閉めて、二の腕だけの力で行うのが理想的。ゆっくり10回ほど行います。

”むっちり太もも”解消エクササイズ

椅子

椅子を使用したエクササイズです。

椅子に浅く座り、両ひざにクッションを挟みます。

内ももに力を入れ、両手で椅子の座面をつかんで膝を胸に近づけます。

太ももに力を入れたまま、膝を上げたり下ろしたり10回繰り返します。

まとめ

痩せホルモン「アディポネクチン」を増やすためには、大豆たんぱく質を積極的に摂取すると効果的です。

最も手軽で継続しやすい食材が「おからパウダー」です。2019年1月現在、店舗によっては売り切れているところもあるほど人気です。2~3袋まとめ買いするのがオススメです。

おからパウダーが今ほどブームになる前は、500グラム500円位で購入できていたのですが、今では500グラムで800円ほどに値上がりしてしまい残念です。※それでも安い方かも。

大豆たんぱく質をただ食べているだけでは中性脂肪は減りません。適度な運動を取り入れて、正月太りを解消していきたいものです。