みなさんこんにちは。
我が家には横に開く普通のカーテンと、シェードと呼ばれるブラインドのように上に開くカーテンの2種類があります。普通のカーテンは外して洗濯をしていましたが、実はシェードカーテンは取り付けてから数年、洗濯をしたことがありませんでした。
それには理由があって「シェードカーテンは洗えないと思っていた」からなのです。ちょっと調べればわかることなのですが…
そろそろ汚れも危険レベルに達していそうだと感じ、遂にシェードカーテンを洗濯することに。
その結果、やってみたら意外に簡単!そして、毎年億劫だった普通のカーテンの洗濯も、少しやり方を工夫したらイライラせずにササッと終えることが出来ました。
今日は、シェードカーテンのお手入れ方法、実際シェードにしてみてのメリットデメリット、普通のカーテンを簡単に洗濯するコツなどをご紹介したいと思います。
Contents
シェードカーテンとは?
シェードカーテンが普通のカーテンと最も異なるのは開き方です。シェードはブラインドと同じく機械を使って布を水平に折りたたみながら開閉します。窓がスッキリ見える上、開け具合を調節すれば、直射日光を避けつつ光を取り入れることができるという優れものなのです。
シェードカーテンは普通のカーテンと同じ生地で作ることができるので、シェードだから使えない生地というのもありません。
普通のカーテンからシェードに変えたいという場合は、カーテンそのものとカーテンレールもシェード用に交換する必要があります。
以前は縦長の小窓用に使用されることが多かったシェードも、最近は大きな窓に使われることも増えてきたのだそうです。実際、我が家も大きめの掃き出し窓にシェードカーテンを付けています。
シェードカーテンのメリットは?
我が家がシェードカーテンにした理由のひとつは、なんとなくオシャレだから。それと同時に、見た目がすっきりするという点が決め手でした。普通のカーテンは左右に寄せて束ねますが、シェードはそれがないため窓が大きく見えます。
そして、シェードのもう一つの魅力は、開ける位置を自由に調節できるということです。これは実際に使ってみて便利さを実感したことでもあります。
「直射日光が眩しい」という時に、日光を完全にシャットアウトせず少しだけ閉めることができるのです。普通のカーテンの場合、全部閉めなくてはならないので部屋が暗くなってしまうのですが、シェードの場合はそれがありません。少しだけ開いたところから風も入ります。
スポンサーリンクシェードカーテンのデメリットは?
シェードカーテンは普通のカーテンに比べて、開け閉めに時間がかかります。シャッと一発で開かないので、出入りを頻繁にする大きな掃き出し窓に付ける場合は注意が必要です。
そのデメリットを知りつつ、我が家は掃き出し窓にシェードカーテンを付けています。掃き出し窓だけ普通のカーテンなのがどうしても嫌だったというのもあるのですが、出入りすることを考えて、下のレースカーテンを普通の左右開きにしたんです。
シェードを完全に下まで下ろすのは、外が暗くなってからです。昼間はほぼ上げっ放しです。夜に掃き出し窓から出入りすることなんて滅多にないので、シェードにして全く不便することはなく快適です。
レースカーテンもシェードにする(ダブルシェード)という方法もあるのですが、個人的にはあまりおすすめできません。
レースシェードを下ろしたまま風を通すために窓を開けると、ウエイトバーが窓枠に当たって音がうるさいのです。かと言って、レースシェードを上げてしまうと外から丸見えになってしまうし…というわけで、うちのレースカーテンは普通の横開きなのです(カーテン屋さんのアドバイスにより)。
シェードカーテンのもう一つのデメリットは、ブラインドと同じく開閉が機械式であることです。壊れると開かなくなります。これだけは腹を括るしかありません。
最後にもう一つ。「お手入れが大変」と思っている方も多いと思います。私自身もこれがシェード最大のデメリットだと思っていたのですが、今回のお手入れで「そうでもないな」と考えが変わりました。
シェードカーテンのお手入れ方法
本来、カーテンは日頃からお手入れした方が良いのだそうです。わかっていても、せいぜい年1回大掃除の時に洗濯する、もしくは多くても年2回くらいという方が多いのではないでしょうか。
カーテンの埃が気になる場合は、掃除機で吸い込むのがおすすめ。ただし、上手くやらないと掃除機でカーテンの生地を思いっきり吸い込んでしまい、面倒臭いことになります。
布で拭いたりハタキで落としても良いのだそう。ただ、見た目で埃が気になるレベルであれば、洗濯した方がいいのでは?と思います。
シェードカーテンを洗濯する!
シェードカーテンを初めて洗濯しました。購入してから数年経過していますが、これまで表面の埃を掃除機で吸うくらいのお手入れしかしてきませんでした。
どのくらいきれいになるか、若干ワクワクです。
シェードに限らず、カーテンを洗濯する際はラベルを確認して洗濯が可能かどうか確認してから行ってください。
手順1 ウエイトバー(おもり)を外す
まず最初にシェードカーテンの下部に入っているウエイトバーというおもりを外します。
ウエイトバーが入っている部分の端の方に出し入れする口があるので、少しずつ引き抜いていきます。スルスル簡単に抜くことができます。
ウエイトバーは長いので扱いにご注意ください。私は壁にぶつけて少し傷が出来てしまいました。
手順2 シェード裏のコードを外す
シェードの裏についている「リング」という部品からコード(ひも)を外していきます。
1本のコードにリングが6箇所付いていました。これも簡単に外すことができます。
手順3 コードストップを外す
コードの先端には「コードストップ」という部品がついていて、そこにコード(ひも)が巻き付いています。リングからコードストップを外します。
このコードストップには形がいろいろあるようで、我が家のシェードに付いているコードストップは、ワンタッチで取り外しができるものでした。
コードストップが外れないタイプの場合は、コードをコードストップからほどいて外すという作業が発生します。これが相当面倒臭そうです。
結んであったコードを元通りにしなくてはならないため、印を付けたり写真を撮っておくと良いかもしれませんね。
シェードの購入を検討中の方は、コードストップの形状を確認してみてください。巻き付けるタイプの場合は取り外しが大変だと思います。
手順4 生地をレールから外す
コードを外し終わったら、ヘッドレールからカーテン生地を取り外します。レールにはマジックテープで付いているので、ベリベリっとはがすだけ!
あまり勢いよくやると生地が傷みますのでゆっくりと。
手順5 ネットに入れ洗濯機で洗う
シェードを折りたたみ、ネットに入れて洗濯します。一度に1~2枚を洗うのが良いらしいのですが、一気に4枚洗ってしまいました。(うちの洗濯機は8kgタイプです)
柔軟剤とワイドハイターEXプラスを入れ、普通コースで脱水を短めに設定して洗濯しました(5分ほど)。
乾燥機は使用することができません。
手順6 シェードを取り付ける
シェード生地をヘッドレールのマジックテープに貼って、コードをリングにはめていきます。最後にコードストップをはめます。
シェードが完全に乾くまでウエイトバーは入れない方が良いです。生地自体が重くなっているところにウエイトバーを入れて取り付けると、重みでシェードの生地が伸びる恐れがあるそうです。
これでシェードカーテンの洗濯完了です!
スポンサーリンクカーテンの簡単な洗濯方法(プリーツ加工)
我が家はシェード以外にも普通のカーテンがあります。何度も洗濯していますが、毎回とにかく面倒臭い。何が面倒かと言えば、取り外して折りたたむのが面倒なのです。
普通のカーテンの中でも、プリーツ加工という折り目が出るような加工がされているカーテンなので、きちんとプリーツを保ったまま畳まないとシワシワになってしまいます。プリーツ加工がされていない普通のカーテンも、本来は屏風のように折りたたんで洗濯ネットに入れるのが正しい方法なのだそう。
いつもはカーテンをレールから取り外し、床でせっせと畳む作業をしていました。
今回は根本からやり方を変更!
まず、カーテンを寄せ集めたら、プリーツを整えて洗濯バサミで留めます。

プリーツを整えて留める
下の方もプリーツを整えて、2箇所くらい留めます。

下の方も数箇所留める
留め終わった状態のまま、カーテンレールから取り外します。いちばん上に留めた洗濯バサミの辺りをつかんで、フックを外していくと簡単です。

そのままレールから外す
外したら洗濯ネットの大きさに合わせて畳むだけ!型崩れすることなくネットに入れることができます。洗濯バサミは付けたままでも外しても良いと思います。
「レールから外す前にプリーツを保持→崩れないように取り外してネットに入れる」
大したことではないのですがね…イライラしがちなこういう作業には結構重要なことだったりするのです。
まとめ
数年放置していたシェードがきれいになって、部屋の空気も爽やかになりました!柔軟剤も入れたので、部屋の中が良い香りでいっぱいです。
たいして汚れていないと思っていたカーテンも、洗って取り付け直すとワントーン明るくなって「きれいになった」と実感できます。
面倒臭いと躊躇していたシェードの洗濯でしたが、そうでもないことがわかりました。シェードの購入を検討中の方、お手入れの心配は無用です!コードストップはワンタッチタイプがおすすめですよ。