みなさんこんにちは。
先日ご紹介した手ぬぐいで作る魚河岸シャツ。吸湿性に優れ着心地が良いためか、子供たちが好んで着ています。
洗濯後もすぐ乾くので、連日の猛暑で何度も着替える我が家にとっては出番の多いお役立ちアイテムとなっています。
そこで今回は、同じ手ぬぐいでお揃いのズボンを作ってみることにしました。
シャツとお揃いにすれば、甚平の代わりにお祭りで着たりしてもカワイイです。甚平より作り方もはるかに簡単!
魚河岸シャツと同様、手ぬぐい2本、200円で完成です。
Contents
100均の手ぬぐいで作る子供用ズボンの型紙
型紙は90~100センチ、110~120センチの2種類です。
下の図のようにつなぎ合わせます。
型紙はPDFデータです。倍率を100%に設定してからA4用紙に印刷してください。
子供用ズボンの作り方
スポンサーリンク90~100cmサイズには35×87cmの手ぬぐい、110~120cmサイズには33×90cmの手ぬぐいを使用しました。
手ぬぐいはアイロンをかけておきます。
出来上がりサイズは下記の通りです。
90~100cm | 110~120cm | |
---|---|---|
ウエスト | 約20cm | 約23cm |
股下 | 約12cm | 約15.5cm |
股上 | 約20cm | 約21cm |
裾幅 | 約18cm | 約19cm |
【手順1】手ぬぐいを裁断する
手ぬぐい2枚、内側を裏にして重ねます。
地の目(赤の矢印)を合わせて型紙を置きます。
マチ針で固定したら裁断して印を付けておきます。
【手順2】ズボンの股下と脇を縫う
右足の分、左足の分、2本同じものを作ります。
前後の生地1枚ずつを中表に合わせ、股下と脇の縫い代を待ち針で留めます。
股下と脇を縫ったら(黄色の破線部分)、端にロックミシンをかけます。
右足と左足、2本の筒が出来ます。
【手順3】ズボンの股上を縫う
片足のズボンを表に返したら、もう片方のズボンの中に入れます(中表の状態)。
写真のように縫い代を待ち針で固定します。
股上は補強のため、同じ部分を2回縫いました(黄色の破線部分)。
端はロックミシンをかけます。
【手順4】ズボンの裾を縫う
ズボンを表に返したら、裾を三つ折りして待ち針で留め、ぐるっと一周縫います。
【手順5】ウエストを縫う
ゴムを通す部分が2センチくらいの幅になるよう三つ折りし、待ち針で留めます。
一箇所ゴムを通すため2cmくらい開けておき、黄色の破線部分をぐるっと縫います。
【手順6】ズボンにゴムを通す
ズボンにゴムを通します。少し太めの1.5センチ幅のゴムを通しました。
ズボンの前と後ろがわかりやすいよう、目印にボタンを付けました。
完成です。
先日の記事で紹介した魚河岸シャツとセットにするとこんな感じ。
シャツとお揃いもかわいいのですが、ズボンは無地で作っておくと、どんな柄のシャツにも合うので更に着回しできます。
まとめ
手ぬぐい2本とゴムがあれば完成するお手軽ズボン。ガーゼ生地や綿サッカー生地などを使っても涼しくて良いと思います。
我が家の子供たちは、手ぬぐいで作った魚河岸シャツとズボンが相当お気に入りのようで、洗濯して乾くとすぐ引っ張り出して着ています。
また、100均の手ぬぐいだからなのか、手ぬぐいそのものの性質なのかわかりませんが、濃い色は少し色落ちしやすいかもしれません。今回使ったおにぎり柄は紺色なので色褪せが激しく、どちらかというとハリネズミ柄の方が色を保っているように感じました。
色落ちした風合いも味があるので、それはそれで良いかなと。
ズボンは魚河岸シャツに比べて作業工程も少なく簡単なので、洋服は作ったことが無いという方でもチャレンジしやすいのではないかと思います。