みなさんこんにちは。
お正月やひな祭りで飲むイメージの「甘酒」、寒い時に飲むと体が温まって本当に美味しいですよね。
この甘酒、様々なパワーが秘められていて、ダイエットや美容に効果があることをご存知でしょうか。
甘酒というと、甘くてカロリーが高そうな気が・・
私もどちらかというとダイエットからは縁遠い食品だと思っていました。
しかし、甘酒パワーを知ったら、明日からの産後ダイエットに取り入れたくなること間違いなしです。
芸能人で甘酒を愛飲されている方も多いんですよ。
今日はそんな「甘酒」についてお届けしたいと思います。
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甘酒は「酒粕」から作られたものと「米麹」から作られたもの、大きく分けて2種類あります。
酒粕から作られた甘酒は、砂糖を加えられて作られたものが多く、ダイエットには不向きです。
また、微量ですがアルコールが含まれているので、妊娠中や授乳中のママ、お子さんは飲むのを避けた方がいいといわれています。
一方、米麹の甘酒は米に米麹を加えて作られたもので、砂糖が加えられていません。
甘みは、麹が引き出したお米の自然な甘さです。
全くアルコールが含まれていないので安心して飲むことができます。
そして、この米麹から作られる甘酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養価が豊富。
ダイエットで甘酒を飲むならば、米麹の甘酒の方がより効果が期待できるでしょう。
甘酒を選ぶ際に最も注意したいのが「生」であるかどうかです。
これから説明する甘酒に秘められたパワーは、加熱殺菌処理された甘酒にはあまり期待することができません。
市販品は加熱処理されたものが多いので、甘酒を手作りするのもひとつの方法です。
もちろん「生甘酒」という市販品はたくさんありますので、甘酒を購入する際は注意してみてください。
甘酒は100グラム81kcalです。
湯呑み一杯分(約80グラム)は65kcalということになります。
スポンサーリンク甘酒にはビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は「代謝ビタミン」とも呼ばれ、代謝に大きく関わっています。
ビタミンB1・B2・B6は、脂質・炭水化物・たんぱく質の代謝を促す働きがあります。
体に取り込んだ栄養を脂肪に変えないためには、ビタミンB群の摂取が不可欠なのです。
また、甘酒には産後ダイエットではおなじみの「酵素」が100種類以上も含まれています。
酵素には脂質や糖質の代謝を促進する働きのほか、体内の老廃物の排出を促すデトックス作用があります。
甘酒には、生きたまま腸まで届く「植物性乳酸菌」が豊富に含まれています。
この乳酸菌が善玉菌であるビフィズス菌を増やして悪玉菌を減らします。
腸内環境が整うことで便秘が解消するのです。
甘酒には必須アミノ酸が含まれています。
必須アミノ酸とは次の9種類。
アミノ酸からなるリパーゼという酵素は、脂肪を分解して脂肪酸に変える働きがあります。
脂肪酸は血液に取り込まれてエネルギーになります。
また、アミノ酸には代謝のアップに欠かせない筋肉の増強効果もあります。
更に、脂肪燃焼効率を上げる働きも。
その他に、むくみ解消、疲労回復といった効果があります。
必須アミノ酸は体内で合成することが不可能なため、食べ物から摂取しなくてはなりません。
甘酒には9種類の必須アミノ酸が含まれているので、手軽に摂取することが可能なのです。
甘酒の甘さは「ブドウ糖」です。
ブドウ糖は、摂取することで血糖値を上げると同時に、食欲を刺激するホルモンの分泌を抑えます。
甘酒を食前に飲むことで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを抑えることができるのです。
また、ブドウ糖はすぐにエネルギーとして消費されるので、体内に蓄積されにくいといわれています。
空腹を抑える働きもあるので、甘酒を間食代わりにするのもいいですね。
ここまででも充分に甘酒に秘められたパワーがお分かりいただけたと思います。
甘酒の成分は、ダイエットに良いだけでなく美容や健康にも役立ちます。
美白、保湿などの美肌効果、アンチエイジング、疲労回復や滋養強壮などの効果が期待できます。
甘酒をただ飲むだけではダイエットになりません。
甘酒を置き換えダイエットに利用する方法です。
甘酒ダイエットの中では、これがいちばん体重を減らす目的では効果があります。
間食する習慣がある場合は、間食を甘酒に置き換えるだけでかなりの効果が期待できるはずです。
母乳育児中の水分補給にも最適だと思います。(アルコール分を含まない米麹の甘酒にしてくださいね)
食べ過ぎを抑える効果を狙うのであれば、食前に飲むのがおすすめです。
食事の20分くらい前に飲むことで、満腹感を得ることができます。
また、温かい甘酒を飲むと身体が温まることで内臓の動きが活発になり、代謝を上げることができます。
特に朝食前がおすすめです。
スポンサーリンク甘酒がいくらローカロリーであると言っても、湯呑み1杯約65kcalです。
飲み過ぎに注意してください。
カロリーオーバーになってしまい、ダイエット効果がありません。
また、ゴクゴク一気に飲んでしまうのではなく、ゆっくり時間をかけて飲むことがポイントです。
そうすることで徐々に胃腸を温めることができます。
また、甘酒は加熱し過ぎると「飲む点滴」効果が薄れてしまいます。
温める時には、沸騰させないように注意が必要です。
女優の小雪さんは、甘酒を手作りして水筒で持ち歩くほどの甘酒愛飲家です。
飲むだけでなく、料理にも使用するそうです。
納豆や甘酒などの発酵食品をたくさんとるようにしています。産後は特に多く、2倍くらいとっていました。
産後も変わらぬあの美しさは甘酒パワーによるものでしょうか。
女優の永作博美さんは、甘酒に豆乳を加えた「豆乳甘酒」を毎朝飲んでいるそうです。
テレビ番組で、ご自身の「美容ドリンク」として紹介していました。
甘酒に豆乳を加えることで、美肌に効果のある大豆イソフラボンが摂取できます。
「奇跡のアラフォー」秘訣は豆乳甘酒にアリ!?
その他にも、井川遥さん、道端アンジェリカさん、檀れいさん、平子理沙さん、ともさかりえさん、小倉優子さんなど、多くの方々が甘酒を愛飲されているようです。
甘酒の効果を余すことなく取り入れるためには、米麹からつくられた「生甘酒」を飲む必要があります。
生甘酒は、炊飯器を使用して簡単に作ることができます。
乾燥麹にお湯を加えて4時間程保温すれば完成するので、市販品を購入するよりお手軽かもしれません。
甘酒には産後ママに必要な栄養素が盛り沢山です。
栄養にプラスしてダイエット効果があるところも見逃せません。
母乳育児中の水分補給に、甘酒を飲んでみるのはいかがでしょうか。